ざっと日記を読み返してみると、
この当時の話は、部活のことばかり。
特に家のことはほとんど書いていない。
晩ご飯が何だったとか、朝ごはんは何を
食べたなんては、
ほとんど書いていない。
で、自身の誕生日前後の日に
女性宅へ電話をしている。
そのあたりのお話。
昭和45年10月11日。
今日、大久保くんと一緒に
市民病院の電話ボックスで
好きな女子の家に電話をかけた。
僕は、Wさんの家へかけた。
そしたら、いろいろな話をした。
大久保くんは、塚田さんと両思いのようだ。
うらやましく思う。
その当時は、やはり公衆電話でしたよね。
10円玉を何個か握りしめての電話。
緊張しましたね。
どうか、本人が出てくれますようにと
祈るばかり。
昭和45年10月12日。
今日の帰りに渡辺さんと吉田さんが、
「ちょっと話があるから来てくれ」と
言ったので、
僕と黒田くんはついていった。
そして、自分たちの言いたいことを
ズバズバと言った。
そしたら、向こう側は素直に答えてくれた。
家に帰ってから、大久保くんと2人で
また市民病院の電話ボックスで
また電話をかけた。
渡辺さんの方はちょっと慌てた喋り方を
していた。
やっぱり、俺には気がないかも。
この頃、これらのことが頭に入り込んで、
勉強に手が付かない。
昭和45年10月13日。
今日の帰りに渡辺さん達と席替えの事などを
話し合った。
その後に、渡辺さんに「お前って、
どんなタイプの人が好き?」と聞いたら、
「背は私より5センチくらい高くて、
顔もまあまあで、頭は中の上くらいがいいなあ。
それから、スポーツをやっていた方がいいなあ」
と言った。
あいつは、俺のことを好きかもしれん、
嫌いじゃないと言った。
ほんまかいな?
昭和45年10月14日。
この頃、俺は渡辺さんのことを少し
こだわり過ぎていると自分でもつくづく思う。
そんなことは後回しにして、
勉強、運動に打ち込んでいきたい。
このことは一切、口にしないことにする。
男の約束だ!!
その後、彼女とは中学3年でも
同じクラスになり、
また高校3年でも同じクラスだった。
(小学6年も同じクラス)
にもかかわらず、
彼女は一度も同級会同窓会には
出席していないなあ。
クッキー散歩で、時々家の近くを通ると、
中学時代の公衆電話ボックスが
ふっと思い出される