たった一人の生還という本を読み返した。

1992年12月に購入したと、

本にメモ書きがある。

もう34年も前の事だ。

 



なぜこの本を購入し、読んだのかは不明だ。

どんなきっかけがあったのだろうか。

この遭難事故のことを事前に知って

いたのだろうか。

 

一度この本を読んでいるから、

あらすじやら、結末もわかってはいた。

 

改めて読んでみると、

まさにおどろおどろしいという言葉がぴったりだ。

 

いろいろな不運も重なり、

救命ボートにいた仲間たちが

次々と亡くなっていくのだ。

 

食料も水もほとんどない状態だ。

水を小さなキャップに注いで、

皆で分け合って飲むのだ。

 

一枚のビスケットを6等分に割り、

分けて食べるのだ。

 

ついには、自分のおしっこまで飲むのだ。

鳥を捕まえ、そのはらわたをえぐり

鳥の胃のなかに入っていた魚を

そのまま食べるのだ。

 

ライフラフト(救命ボート)についた

水滴(雨露)をなめ回すのだ。

 

最初の書き出しからドキドキしてしまう。

ヨットの出航準備の段階から、

トラブル続きで、時間に余裕がない。

最後の最後まで、ヨットの修繕やら

食糧積み込みでバタバタしている。

 

いろんな人からもらった食料食材やら

ビールやらを全く手付かずのまま

転覆して海に全て放出してしまったとは、

悲しすぎる。

 

作者は1960年生まれ、66才だ。

事故は、1991年12月末。

本人31才の時だ。

 

今度地元に帰ったら、図書館に行って、

その当時の新聞記事を見たくなりました。

その当時どのような報道がされていたのか、

知りたくなりました。