先日テレビで、

未解決事件という番組で、

赤ちゃん取り違え事件を取り上げていた。

 

もう何十年も前に起こった事件のようだ。

 

その昔、福山雅治さん主演の映画

「そして父になる」で

このような赤ちゃん取り違えを題材にしていた。

 

この映画では、取り違えの相手先とかは

判明したが、その後どうなっていくのかまでは

描いてはいなかった。

 

この映画でのラストシーンは、

二つの家族が仲良く1つの家に入って

行くシーンで終わっていくだけだった。

その後のことは、皆さんの想像に

お任せします的な終わり方だ。

 

今回テレビで取り上げていた取り違え事件は、

アラカンとほぼ同じ年のおじさんだった。

 

おじさんの苦悩は計り知れない。

 

東京都は、個人情報を盾に一切の情報を

開示しない。

その当時の東京都の出生届の内容を

開示せよとの要求だ。

 

そのおじさんは、ついに裁判にうって出る。

 

ついに裁判所は、東京都に対して

開示せよ、取り違えの実態を

調べよとの判決を出す。

 

それはそうでしょうと思う。

 

取り違いが分かった当人は、

自分の実の両親が誰なのか知りたいでしょうし。

 

ただ、この話は相手、

さらに言えば、相手家族がある。

 

自分は良くても、取り違いの相手方はもう

青天の霹靂でしょう。

自身の人生において、天地がひっくり返るような

出来事となる。

 

だからおいそれと、

はい自分がその対象ですとは、

なかなか名乗りあげにくいではないか。

今まで育ててくれた両親のこともあるし。

問題はめっちゃ複雑で、

そう簡単ではないはずだ。

 

(テレビ)番組では、

取り違いを探している当人の母親が

映し出されていたが、

亡くなったと報じていた。

95才だった。

探している当人は67才、69才?。

 

その昔、ベビーブームで年間何百万人もの

赤ちゃんが誕生していた時期は、

助産婦さんがかなり不足していて、

赤ちゃんのお世話する看護師さんも

不足していたようだ。

 

赤ちゃんが生まれてすぐの沐浴では、

10人前後の新生児を、皆をベッドに寝かせ、

次々と沐浴する様子が出ていた。

ああ、これでは取り違いがあっても

おかしくないね、と納得してしまう映像だ。

 

こんな様子では全国各地で、

報道されないにしても

数々の赤ちゃん取り違い事件があったはずだ。

 

その後ようやく取り違いをなくすための数々の

対策がされるようになったのだ。

 

生まれてすぐに、手首に名前入りバンドを

取り付けるのもかなり経ってかららしい。

 

この問題は、行政(公立の病院の場合)の

手落ちから、当人に賠償するつもりは

ないのだろうか。

ないでしょうね。

多分。

 

難しい問題だ。