舟を編むって言われても、
舟を編むって、何?ってなりますよね。
実際、アラカンもそうでした。
でも、言葉という大海を漕いで進む
舟を編むのだ、と言われると、
ああなるほどってなりません?
まあ、一言で言えば、
辞書を編纂、作るってなります。
言葉の辞書を作る苦しみ、
楽しみ、面白さを描いているドラマと
いうことになりますか。
この番組をアラカンは、まあ楽しみに
毎回見ている。
初回は、「右」をやっていた。
右の説明だ。
あなたなら、右をどう説明します?
アラカンは、てっきりこってり、
右は、箸を持つ方の事かなと思ってしまった。
そんな説明は、他の辞書にも全く出てこない。
だって、左利きの人は箸を左の手に持つだろうし、
箸=右という考えはどうも間違いらしい。
右の説明は簡単そうで、難しい。
他の辞書では、朝日に向かって南の方という
説明もあった。
南に向いた時、西にあたる方(広辞苑)
そして、最近やっていた語句は「こだわり」、
「こだわる」という語句だ。
この「こだわる」には、いい意味と
悪い意味が共存しているという不思議な
語句なのだ。
言われてみれば、まさにその通りで、
昨日の上司の発言にこだわる、という
悪っぽい意味もあれば、
こだわりの逸品のように、いい意味もある。
最近では、後者のようにいい意味で
使われることが多いように思う。
不思議な言葉だ、「こだわる」。
次回以降も楽しみだ、舟を編む。