2月に入ると、途端に私大の入学試験が

目白押しとなる。

 

東京理科大をはじめとして、早稲田、

慶應と入学試験が続いていく。

 

そして、いよいよ2月25日からは

国公立の入学試験が始まる。

 

しかしだ。

 

合格発表は、私立大学は2月内に

発表があり、入学手続きは3月の

第一週あたりまでとなっている。

(大学によって異なる)

 

一方で国公立大学の合格発表は、

たいていの大学では3月6日から

10日の間にある。

 

ここのところだ。

何が言いたいかというと、

私立大学の合格しても、

国公立の合格発表が、「まだ」なのである。

 

となるとどうなるかというと、

合格した私立大の入学金を、

念のために、

万一のために、

しぶしぶ支払わなくてはならにのだ。

もし、国公立に落ちていても大丈夫なように

親は、息子たちのために私大の入学金を

支払うのだ。

しぶしぶ。

 

もちろん、国公立に合格していれば、

その私大に支払ってしまった「入学金」は

当然のごとく、戻ってはこない。

ドブに捨てるとまでは言わないが、

滑り止めとは言え、辛いものがある。

 

しかも半端な金額ではない。

この入学金、私大ではおおよそ20万円から

30万円。

 

30万円と言えば、サラリーマンが稼ぐ

1ヶ月の給料分(手取りだし)くらいだ。

 

アラカンもその昔、あろうことか、

「うちの息子は出来がいいから、

きっと国立大学に受かっているから、

私大の入学金なんか払わなくても

大丈夫だよね。

息子には、入学金払ったって言っておこう。」

なんて、よこしまな的な考えも

浮かんできてしまっていた。

 

でも、実際は入学金を内緒で払わない

なんてことはできなかった。

万一を考えると、それはとても怖くて

できなかった

当然といえば当然。

 

もう今から何十年も前の話だ。

 

今日は話が長くなってので、これまで。

 

次回は、「入学金」に関しての

そういう思いを無くすための対応策を

考えてみたい。