年末にBSでやっていた映画「七人の侍」を
年が明けてからみた。

この映画は以前に見たことがあったが、
いつ見たかの記憶がない。
だいたいのストーリーは分かってはいた。
この映画の記憶がほとんどないところをみると、
アラカンが中学生か、せいぜい高校生の時に
テレビの何とかロードショーとかで
みた気がする。
洋画の「荒野の七人」は最近でも見ているし、
2、3回は見ている。
少なくとも「七人の侍」よりかは見ている。
あらすじは、この荒野の七人と似ているらしい。
しかし驚くなかれ、
今回見た「七人の侍」、
1954年の作品と言いながら、
カメラワークといい、
演出といい、
さらに音楽なんぞ、今でも口すさんでしまうほどの
入りの良さなのだ。
しかも、白黒映画なのに、すごい迫力の
カラー映画のように
目に写るのだ。分かるかな?
分かんないだろうな。
207分という超大作さを忘れてしまうくらいの
作品だった。
難を言えば、昔の映画のせいか、
音声が聞き取りにくいのだ。
アラカンの耳が悪いせいかもしれないが、
所々、役者の声の聞き取りにくいところが
何箇所かあった。
でも、そんなことは大した問題ではない。
そもそも、縁もゆかりもない見ず知らずの
農民のために、何十人といる野武士と
戦おうなんて思う武士がいますか?
(野武士たちが、農民たちの作る米の
収穫時期に合わせて、毎年30人40人の
大群で押し寄せ、食べ物を略奪するのだ。
それに手をやいた農民たちが、侍を雇い、
この野武士たちを追い払ってもらうと、
考えたのだった。)
この野武士たちと戦うための侍を
集めるところが一番興味深いっていうか、
面白かった。
この戦いに参加しても、タダで白いご飯を
腹一杯食べさせてもらえるだけの報酬なのだ。
自分の大切な命をかけてまで野武士たちと戦い、
農民たちを守ってやるモチベーションって
なんだろうか。
1954年と言えば、まだアラカンなんぞは
生まれてもいない。
江戸時代の農村の生活は貧しく、厳しい。
そんな様子もリアルに描かれている。
それにしても、戦闘シーンはたいてい、
雨、それも土砂降りの大雨か、
あるいは、砂ぼこりが舞い上がり、
ヒューヒューと吹く、強風のどちらかですね。
三船敏郎がいい味出している。
この当時、まだ34才。
野武士との戦後の戦闘シーンで、
自分(三船敏郎)が刺されても、
敵の鉄砲を扱う者(敵の大将)を
殺しにいくシーンには泣けた。
また、もう一度みてみたい映画でした。