先日、長男夫婦が実家に立ち寄ってくれた。
皆で食事をし、
雑談をしていた時に、
孫がビー玉を転がして、
何やら自作自演の物語を作りながら、
悦に入っていた。
そんな時に、長男の嫁さんが、
ビーだま、ビーすけの歌を口すさんだ。
ビー玉3兄弟の歌らしいのだ。
そして、私に対してこうも言ってきた。
「アラカンさん、某国営放送の
ピタゴラスイッチって番組、
知っています?
意外と大人も楽しめて、
面白いですよ」って言ってきた。

アラカンも、番組名は見たことあるが、
実際にはこの番組は見たことがなかった。
で、興味をもって、1週間分の番組全てを
録画して見ることにした。
1つあたりの番組の時間は、
わずか10分。
めっちゃ短い。
この番組、曜日によっては、午前にあったり、
夕方にあったりと、ちょい変則的な番組である。
番組の内容は、幼児向けに作られた
やさしい雰囲気の番組だ。
ドミノ倒しのような動きを、
身近にある文房具だったり、
空き缶だったりを利用して、
ビー玉の動きを面白く映像化している。
そして、それらが毎回異なる作品なのだ。
まあ、感心することしかり。
無いものから、あるものへと生み出す
並々ならぬ制作スタッフの努力の跡に
敬服するばかりだ。
物の動きを細かく観察して、
幼児向けにわかりやすく、面白く説明も
しているのだ。
しかも、やさしい歌も流れるという凝りようだ。
大人さえも、ついつい引き込まれてしまう番組だ。
制作監督、監修者の佐藤雅彦さんに
敬意を表します。
恐るべし佐藤雅彦さん。