九州一周も後半戦に入ってきた。
九州でのあちこちのYHで出会った人の話で、
高千穂YHの評判は聞いていた。
いよいよ?ようやく?
今回はその高千穂YH。
宮崎YHを出て、
宮崎の北部に位置する延岡市まで行き、
そこから、国道218号線に入って、
一路高千穂町を目指した。
この国道は、川沿いに走っていて、
かつ鉄道も併走していて、
所々の景観は、目を見張るものがあった。


まだアラカンは、高千穂がどういう場所なのか、
どういう観光地なのか、全く知識がなかった。
高千穂は、日本に古くから伝わる数々の神話、
伝説の場所らしいのだ。
実際、アラカンはバイクを降りて、
その天照大神がお隠れになったと言われた
川原にある洞窟、岩戸まで行ってみた。
ここは神聖な場所ゆえに、写真撮影は禁止です、
とも言われた。(現在でもそうかしらん?)
はっきり言って、そういった神話とかに
興味のあんまりないアラカンには、
どってことなかったです。
確かに高千穂渓谷は谷が深く、そこへ流れ込む
滝の姿も美しい。

高千穂YHは、高千穂峡の名所のすぐ近くにあった。
このYHに行くと、ものすごく家族的なほんわかした
雰囲気があって、北海道礼文島にある桃岩荘のような
雰囲気にも近いものがあったと感じた。
旅仲間の皆が推奨していたのは、こういうことなのね、
とすぐにアラカンは合点がいった。
そんなこともあり、
アラカンは、あろうことかこの高千穂YHに
4連泊もしてしまったのだ。
それは昭和54年11月22日から
昭和54年11月25日までの4連泊であった。
(次回も高千穂YHのこと。)