先月に実施された衆議院議員総選挙の
投票率が出ている。
53.85%だとさ。
戦後3番目に低い数字だとさ。
53%というと、半分近くの人は選挙に
行っていないということだ。
何か情けなくなる。
何か悲しくなる。
先日もこのブログで、
選挙に行くってちょいハードルが
高いようなので、小学校中学校高校で、
体験的に行っておくのどうか、
という提案をしたばかりだった。
どうもこの手の「おちゃらけ」では、
とても投票率は改善しそうもないと思う。
そこで今回は抜本的な改革を、
画期的な改革を提案しようじゃないかい。
まずは普通によく言われている
「ネット投票」。
若い世代で、投票率が低いことから、
ネットでの投票を導入するにはどうだろう。
お手軽で、いいことづくめにのようにも映るが。
とにかくネット投票のいいところは、
集計が短時間ででき、かつコストが
かからないことだ。
でも、これにも欠点もある。
票が簡単に買収されやすい点だ。
個人がパスワードで管理しても、
そのパスワードを他人にお知らせしてしまえば、
簡単に投票できてしまう。
それと、もう一つの案は、
「郵便投票」だ。
これは相当いいでしょう。
今ある「投票所入場券」を各人各家庭に
郵送する際に、投票用紙と返信用封筒も
同封してしまおうというものだ。
そうすれば、高齢者でもネット投票に疎い方でも
簡単に投票できるちゅうもんだ。
こんな素人でも思いつくような投票の改革を、
今までしてこなかったのはなぜだろう?
コストをかけてまで、効率、投票率を
改善なんてする必要なんてないからだろう。
現状の正しい選挙で当選さえすれば、
たとえ投票率が低かろうが、高かろうが、
当選者にとっては、全く関係のない話からなのだ。
まあいずれにしても、
国民の有権者の半分は選挙に行っていない、
投票にしていない現実を、多くの国民は、
反省すべきと思うのだが、
いかがだろうか。