自分の誕生日会の日にちが決まった。

 

まあ例年通り、鯛の尾頭付きと、

その他食べたいものを適当に買い求め、

それらを食卓に並べるって感じになりそうだ。

 





アラカンの3人いる息子たちのうち、

2人は県内に住んでいるから、

まあ日帰りでも、来れるでしょう。

 

が、もう一人の息子は関東方面に

住んでおるもんで、なかなかそう簡単には

来れない。

 

さらに、遠方に住んでいるこの息子、

最近子供が生まれたもんで、

そう簡単に長距離での移動もできないでしょう、

と思っていた。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、

ほんと可愛いですよね。

 

最近では、LINEなんて便利なものが

あるから、リアルにその様子が伝わって

きたりしますよね。

 

まあその息子は来ずとも、

その赤ちゃんだけでも抱いてみたいなんて、

超妄想にふけっていましたよ。

このアラカン。

 

それがそれが、

誕生日会の当日、おかしなことがあった。

 

家内が、近くの知人宅に駐車場を頼んだとか

言うではないか。

あれれ?

家に来るのは2家族だけなのに、

さらに駐車場が必要ですか?って。

 

そういえば、おかしい、不自然なことは続いた。

 

先週あたりから、やたら布団を洗濯したり、

準備したりしているのだ。

2家族の息子夫婦たちは、誰も泊まって

いかないって、言っているのに、

布団を準備をしているふうにも見えるのだ。

だが一方で、まあ季節の移り変わり目だから、

布団を洗っているのかな、とも思った。

 

そして、当日。

 

二つの息子家族たちが集まり、

お土産やら、今日の持ち寄り品を食卓に並べ、

準備し始めているときに、

ピンポンと玄関チャイムが鳴った。

 

あれ?こんな日に誰だろう?

宅急便?

 

家内が、

「父さんのお客さんだよ」

アラカン、

「そんなわけないよ、そっちで出てよ」

「しゃあないなあ」

 

としぶしぶ、玄関に出ていくと、

何とそこには、遠方に住んでいる息子夫婦と

息子の腕に抱かれた小さい赤ちゃんがいるではないか。

 

もうこれこそびっくらどんですわ。

腰が抜けそうなくらいの驚き。

 

ありえんでしょ。

 

初めから来れないと決めつけていたし、

実際来れないとの返事だったし。

 

どうも、私を除く家族全員が、

アラカンに内緒で、シークレットでこの件を

進めていたらしい。

 

今世紀最大、改めここ10年で最大の

サプライズでした。

ああ、びっくりしたなもう。