アラカンも一昔前=若い頃なら、

こういった社会派事件も、スルーしていた。

 

しかし歳をとってくると、

アラカンは、ひねくれ者だもんで、

ついつい、うがった見方をしてしまう。

 

こういった冤罪事件。

 

昭和真っ只中に起こっている。

 

社会的にインパクトの大きい殺人事件の

ようなものが起きると、

その事件の起きた地方の警察内部では

どういったことが起きているかというと、

上司が部下に、ハッパをかける。

 

「お前ら、わかっているだろうな。

警察の威信をかけて、犯人をあげるぞ。

怪しいと思う奴らをしょっぴいて、

厳しく問い詰めろ。

そうすりゃ、何か出てくるだろう。」

 

まあ、この袴田事件はひどかった。

 

証拠まで、警察内部で捏造されていた。

察するに、あやしと思われる人を探し、

それらしい、気の弱そうな人を探し、

厳しいく自白を強要する。

 

さらには、証拠まででっち上げる。

 

もう、今となってはこういった捏造に

加担した人たちはすでに定年なり、

他界しているだろうが、

罪の意識を少しでも感じているのなら、

警察内部における状況、実態を

告発してほしい。

 

過去にも冤罪事件は数多くあったと思うし、

中には、冤罪のまま死刑執行された人も

いるかもしれない。

 

人の命は重い。

めっちゃ重い。

警察の威信とは比べものにならないのだ。

警察検察の一人一人が、肝に銘ずる必要がある。