もう、誰がなんと言おうと

今や、全国的に超有名になってしまった

斎藤元彦兵庫県知事。

 

彼を擁護するつもりは、全くないが、

一言、二言。

 

彼は、そう悪い人とは思えないが、

(ひと昔前では、ワンマン社長の会社内では、

普通のようにパワハラが横行していた。)

今の時代では、許されるものではない。

(ああ、いい時代になったもんだ。)

 

斎藤知事のように、自分に自信があり、

プライドが高い人は、なんというか

「たちが悪い」「扱いにくい」。

 

過去は知らないが、

今では彼は、間違いだったり、

人から意見を言われることが

少なくなっているため、

何を勘違いしているか、

もう我が世の春のような気分でしょう。

 

彼も、早い段階で、自身のパワハラやらを

認め、「ごめんなさいね」と言って、

さっさと辞職でもしてしまえば、

何事も後引くことはなかったでしょうに。

 

さらにその後、機会を見ては、再度知事選に

立候補することすらあったかもしれないのだ。

 

それが、どうだ。

 

自分は、悪くない。

その場その場に置いて、適切な対応をした。

 

こればっかりなのだ。

 

相当自分に自信があるんですよね。

 

それが故に、事件の全貌解明に時間がかかり、

その期間に、亡くなる方もいて、

事件が、ますます悪い方向へ向かって行ってしまい、

もう取り返しも効かない状況にまでなってしまった。

 

だからこそ言いたい。

人間、負けるが勝ちっていうこともあるでよ。

ハイハイと素直に全て認め、

私が全て悪うございました。

私の不徳の致すところであります。

なんて平謝りでもすれば、

多少なりとも、今よりは格段と違った評価と

なったでしょうに。

 

ああ、残念でしたね。

あんなに頭脳明晰なあなたの辞書には、

「負けるが勝ち」っていうフレイズは、

なかったのですね。