いきなりの雌阿寒岳登山。

それも、ご来光登山。

 

雌阿寒岳の登山口は、YHのすぐわきにある。

そこから、わかりやすい登山道を

ひたすら歩くだけだ。

 

1時間ほど歩くと、一気に視界が広がり、

自分たちが歩いてきた下の方に

美しいオンネトー(湖)が見える。

 



その後ゴツゴツした岩場を歩き続けると、

雌阿寒岳山頂に着く。

ざっと2時間の行程だ。

この当時、くらい夜道の中歩くのに、

懐中電灯はどうしたんだろう?

誰かに借りて行ったのだろうか?

そんな記憶もない。

 



山頂付近は、活火山ゆえに煙があちこちに

上がっている。

火山口には小さな池のようなものがあって、

青く光輝いていた。

美しい光景だった。

 

早朝に出かけ、ご来光(日の出)を見て、

YHに帰ってくる。

そして、YHの朝食を食べる。

 

朝食後、一休みした後に、

誰ともなく、もう一度登りません?

なんて言われた。

そしてあろうことか、

この日、もう一度雌阿寒岳に登ったのだ。

1日に2回、同じ山を登ります?

 

また同じメンバーで、登った。

まさに、若さゆえですね。

 

翌日、この野中温泉YHを後にするのだが、

この仲間たちと、何日か後に札幌で再会

しませんか?という提案があった。

もちのろん、二つ返事。

数日後に札幌での再会の約束をした。

 

アラカンは、バイクだもんで1日ではとても

札幌に行けないから、計画的に札幌への予定を

立てなければならない。

 

「アラカンさん、襟裳岬とか

新冠(にいかっぷ)もいい所だよ」仲間から

勧められ、アラカンの今後のルートが

かなりはっきりしてきた。

 

次回に続く。