学生の分際でなんでまた長期にわたって
旅に出たの?という質問がありそうな。

アラカンは、几帳面でかつ繊細な性格だもんで、
大学の単位は、入学した1年生から全然落としていなく、
すべて取得していたもんで、大学4年生時点では、
もうあと4単位=ゼミだけクリアすれば
卒業できるところまできていたのだ。

加えて、この年の春先にアラカンが懇意していた
友人が病気で亡くなり、アラカンは酷く
落ち込んでおり、その気分一新もあって、
思い切って北海道にやって来たのだった。

北海道の第一の目標を礼文島に定めて、
そこから逆算して旅のルートを決め出していた。
稚内から礼文島に渡るにしても、札幌から稚内まで
とても原付バイクで1日で行ける気がしない。
となると、稚内と札幌の間のどこかで泊まる必要が
あるよね。って具合だ。

その場所が、望洋台YHとなった。
正式名は、小平(おびら)町立望洋台YHで、
留萌郡小平町にあるYH。

ここへ来る途中、覆面パトに停止を求められ、
スピードオーバーの注意を受けた。
なんとか切符は切られなかったのは幸いだ。

望洋台YHに泊まると、なんと不思議なことに
アラカンと同じ地方の人もいた。
世間は狭いもんだ。
雨に降られてのバイクツーリング。
辛いものがありましたね。

翌日は、稚内YHを目指して出発。
その前に、望洋台YHの前で、記念写真。

今日はここまで。