今年は、企業の存亡を揺るがす事件が
多い年だったような気もする。
ビックモーター社員による保険金割増請求だったり、
店舗前にある植え込みを枯らしたりで、
会社の信頼が失墜している。
ここまでになってくると、自力での再建は
もはや難しいでしょう。
お次は、ジャニーズ事務所の件。
性加害の中心人物がすでに亡くなっているので、
今はその後始末的な動きでしかないが、
大きな変革のうねりとなっている。
当事者が生きているうちになんとか
できなかったものかと思うが、あの状態、
あの権力の大きさでは何も周りはできなかったの
かもしれない。
そして最後は、宝塚歌劇団。
言わずと知れた宝塚。
宝塚イコール「宝塚歌劇団」となる。
歌劇団員の一人が、過労やら上級生からのいじめに
より自ら命を絶ったことで、劇団の内部がさらされ、
劇団組織の旧態依然とした体制やら、
伝統と名の下でのしごき、説教が存在することに
多くの人が驚愕した。
あの宝塚が、あの美しい宝塚にそんな側面が
あったとは。
根強いファンはそのままにしても、
闇を見せつけられた一般人にとっては、
もう宝塚のイメージはしっかり失墜した。
今後もこういった類の事件は、後を絶たないだろうと
容易に予想できる。
SNSが広まった現代では、ますます難しい世の中に
なってきたようにも思える。
残念のような気もするが、仕方あるまい。