過去、このブログでも何度か少子化対策について、
ああすればいい、こうすればいいと書いてきた。

でもここへ来て、そんな気持ちも失せて、
もうなるようになる。
なるようにしかならん。
という気持ちになってきた。

過去にアラカンは、少子化対策には、
思い切った対策が必要だと、このブログで書いたが、
最近の政府の情けないような対策には、あきれた。

子供3人目から大学授業料無償化?
意味不明。
年子で子供を産めと言うのか。

小手先の児童手当。

そもそも論ではないが、
高度に発展してきた現代社会では、
女性の社会的地位も向上してきており、
その昔とでは、比べ物にならないくらい
改善されている。

多くの女性も大学に進学し、就職し、
社会で活躍してくると、当然のこととして、
もう家庭に入らずにそのまま社会で
働き続けたいと思うのは、当然のことだろう。

女性としては、子供は欲しいが、
旦那は要らないという図式も至極当然のことでしょう。

もう男性も女性も、この便利になった社会では、
普通に1人でも生きていける。
1人暮らしを10年も続けていれば、
自分の生活リズム、自分の生活、自分の世界が
出来上がってしまい、
とても他人(異性)が入り込みづらくなってきている。

結婚とは、他人(異性)に合わせて生活することと
考えると、今の時代にはもうそぐわなくなって
来ているのと思うのだ。

他人と生活していくのは、ほんと面倒だし、
疲れるもんだ。
それに比べて一人暮らしは、ほんと気楽なもんだ。

今の高度に発達した社会、
便利すぎるほど便利になった社会が、
少子化を自然と生み出していることを
多くの人が早く気づくべきなのだ。

もうどんな方策も、どんな政策も、
少子化への流れは止められないのだ。

それは、第二次ベビーブームで生まれた
子供たちが、その後バブル崩壊、暗黒の20年、
失われた20年、不良債権問題に巻き込まれ、
普通の成長社会で就職、結婚という図式を
描けなかったのだ。

これらは、すべてその当時の政府関係者の
責任なのだ。
彼らは、将来の少子化はすでに知っていたのだが、
この第二次ベービーブーマーたちが、
ちゃんと結婚して、子供を産んでくれることに
過大な期待をしてしまい、無策でいたのだ。
まさかこんな就職氷河期、リストラ社会になるとは
誰も想像できなかったのだ。

ああ、もう無駄な税金を使わずに、
少子化の流れはそのままにしませんか。
もう誰にも止められないのだ、
少子化は。