先日、ユーチューブをプラプラ見ていたら、
お題のような番組「金持ちは、自分が金持ちだと
絶対に言わない」なるものが、ユーチューブにあった。
アラカンもつらつら見ていて、
そだねそだねとなっていたが、
途中から、いやいやと変化していった。
「お宅、お金持ってますね」
と言われても、
「いやあ、その分借金もありますので。」
とか。
そりゃその通り言いますね。
普通は正直に
自分がどのくらいお金を持っているかなんて、
絶対に言わない。
変な話、夫婦の間さえ、自分の貯金額を
相手に知らせないようにしている夫婦だって
アリそうなもんだ。
(とりあえず、アラカン家では貯金額は
相手にはバレバレの状態です。)
そして今日のお題。
子供に対して、親の金銭事情を言うべきか、否か。
その昔、アラカンの学生時代。
アラカンは、てっきり(こってり)
自分の家は相当貧乏だと思っていた。
父親は、自営業でもない、サラリーマンでもない、
日給月給の日雇い人夫だったし、
母親はお金の事で、いつもいつもカリカリしていたからだ。
彼女とのデート代を母親に要求するのは、
相当憚られた(はばかられた)。
こういう時は、参考書を買うんだというと、
母親は、スッとお金を出してくれたのを
よく覚えている。
その代わり、その証拠に購入した本を見せないと
いけないんだけどね。(そこはなんとか上手いこと
やらんといかんけど)
そんな訳で、アラカン家は貧乏ということで、
アラカンは、子供ながらにも家に負担をかけては
いけないと思うようになり、
学生時代の楽しそうなサークルにも入らなかったし、
実家への帰省だって、とても新幹線は使えなかった。
いつも高速バスで帰っていたり、友達の車に
便乗させてもらっていた。
卒業旅行だって行きたかったし、
彼女にもデート代をしっかり奢りたかった。
そういうこともあり、
学生時代は、かなりムキになってアルバイトに
精を出していた。
何をするにも金銭と結びつけていたように思う。
よく言えば、堅実。
悪く言えば、倹約(ケチ臭い)。
自分の子供に親のお金事情を細かく知らせる必要は
全くないが、あまり貧乏貧乏って言い過ぎるのも
どうかと思うのだ。
子供は意外と、親たちの生活態度とか、買い物態度で、
不思議と懐具合を知ってくるのではないかと思うのだ。
まさに親の普段からの生活態度が、そのまま子供たちに
投影されてくると言うことだ。
だから改まって、「自分ちはお金持ちです」、
「自分ちは貧乏です」なんて言わずとも、
子供たちはそれとなくわかっているものなのです。
多分、絶対。