昨日(2023年10月11日)の王座戦で、
藤井7冠が永瀬王座を下して、王座を獲得し、
八冠すべてを奪取した。
それもこれも、この21歳という若さでの達成に、
多くの人が驚いている。

藤井さんの将棋が強いから、ここまでこれたには違いないが、
それでも藤井さんと言えども、10回将棋を指して2回くらいは
負けているという現実もあるのだ。

さらに今は確かに8冠かもしれないが、
今進行している竜王戦だって、防衛できるという保証もないのだ。

もし今やっている竜王戦で負けるようなことがあったとしたら、
わずか2ヶ月の8冠でした、ってことになりかねないのだ。

8冠だから、この先ずっとタイトル戦が続く。
毎月なんやかんやのタイトル戦がある。
それらに勝ち続けないと8冠は維持できないのだ。
そういう厳しい状態で、国民栄誉賞を藤井さんに
授与したいと思います?
今年中にもしどこかのタイトルを失ったら、
何かおかしくないですか?
ほんのいっ時の8冠でした、って何かバツが悪くないですか?

それよりも、
年間勝率9割を超えたとか。
60歳を超えて、新たにタイトルを奪取したとか、
前人未到の何千勝利をあげたとか、
そういう風で、国民栄誉賞あげる方、そっちの方が良くないですか?

もう今の親父(政府のお偉いさん)たちは、もう考え方が短絡的で、
話になりゃしまへん。

そもそもアラカンは、この国民栄誉賞自体に否定的なのだ。
授与基準がはっきりしないし、
その時その時の気分で授与しているようで、
話にならんのだ。
本音としては、この国民栄誉賞自体、
廃止にしてほしいのだ。

藤井さんよ、是非とも上手いこと言って、
(まだまた私は、国民栄誉賞授与に値しないと思っているとか、
まだまた将棋道修行中の身ゆえ、辞退したいとか。)
辞退してほしいと思っているアラカンなのであった。