高校野球もいよいよ本日、決勝戦を迎える。

その1校が慶應高校。
今話題になっている慶應高校の長髪だ。

高校野球といえば、当然のように丸刈りが
トレードマークになっていた。
長髪の高校球児なんて見たこともなかった。
言われて初めて気がついた。
実際には、いつも帽子をかぶっているし、
打撃では、ヘルメットをかぶっているもんで、
そう丸刈り長髪も気にならない。

逆に、なんで今まで高校球児=丸刈りなんだろう?って。

丸刈り=坊主頭で思い出されるのが、
アラカンの中学時代の丸刈りだ。

1970年代の中学生男子は当然、丸刈りだった。
昔から皆が丸刈りだったもんで、
違和感なくアラカンも丸刈りの軍門にくだった。
当然、丸刈りにしなきゃいけないもんだと思いこんでいた
節もあるが、違和感はなかった。

岡崎市内では、附属中学校だけが丸刈りではなかった。
そこの所に、疑問を抱く間も無かった。

戦前戦時中からの名残からだろうか、
学生=丸刈りのイメージが付きやすく、
管理教育がしやすいとの声も聞く。
多くの学生、その父兄もここに問題点を投げかける人は
ほとんどなく長い時間が経過した。

ようやく1980年後半から、丸刈り強制はおかしいのでは?
という声が、学生父兄の中から上がり始め、愛知県でもようやく
1990年代になってようやく本人の判断によって、
丸刈りか長髪かを選ぶようになったらしい。

今の時代では髪型自由が当然だが、なぜに長年丸刈り強制が
変革できなかったのだろうか。

たかが髪型問題、されど髪型問題である。