ビッグモーター社の不正保険金請求問題が、
世間を賑わせている。
先日、その記者会見があったが、
ガッカリするような話ばかりで、
うんざりだった。
犯罪または犯罪の一歩手前までやってしまうこと自体、
相当当人が追い詰められていたのだろう。
こういうのを黙認している会社も会社だが、
今もってこういう会社が存続していること自体、
おぞましい。
しかしながら、車の修理の世界は、
高額でグレーの部分が多いことも事実だ。
車のちょっとした傷でも何万円と言われるし、
素人の我々では反論できない。
バンパーの凹みでも、「もうこれはバンパーごと全部
取り換えるしかないね」と言われると、
そうかもね、となってしまう。
またある時なんぞ、
車対車の事故で車両保険を使って修理をする時に、
「ついでにこっちの傷も直しときますね」なんてことも
あったのも事実だ。
ある一部分の傷だけ修理することが難しい場合だってあるそうな。
叩いて板金を直すこともあるし、いっその事、ドア全体を1枚全部
取り替えた方が安く上がる場合だってあるそうな。
今回の事件は、どうも損保会社も絡んでいるようで、
根は相当深いと言わざるを得ない。
損保会社も被害者なのか加害者なのか、辛い立場でしょう。
諸悪の根源と思われる社長の息子=副社長の存在も気になる。
35歳で会社を取り仕切り、あの若さですべての人事権を
手に入れて、人を思うように操った気分は
いかばかりだったろうか。
今やユーチューブにその姿(副社長)がアップされているが、
今の気分は如何ばかりだろうか。
アラカンの今の気持ちは、
誰が本当に悪かったのか、はっきりさせて、
処罰したい気分でいっぱいだ。
警察もどんどん介入していって、
不正を暴いていって欲しい。
副社長がしっかり逮捕されることを切に望む。