自分がこの年になって、ようやく気づく事もある。
それがこれ、
50代から60代の生き方の難しさだ。
20代は右往左往。
30代、無我夢中。
40代、板挟み。
そして50代、60代。
50代と言えば、いっぱしの大人だ。
家庭も持ち、部下を持つような年でしょう。
もし子供がいれば、子供が高校生大学生という多感な
時期を迎えているでしょう。
当然子供たちにもお金もかかる大変な時期でもあるでしょう。
一方職場では、かなりのベテラン=古株となってきていて、
それなりの地位についている場合もあるし、
そうではない場合もあるでしょう。
会社ではそろそろ定年の時期もちらちらついて、
その後の心配とか、その後の生活の心配もあるでしょう。
長い間生きてきて、かなり人生経験も身についてきていて、
かなりの事についての予想はできるようになっているはずだが、
漠然とした不安感もこの時期は多い。
そういった意味で、この50代、50代を通り過ぎた60代は、
生き方が難しいと思うのだ。
60代は、仕事を毎日していた生活から、
仕事を毎日しない生活が待っているのだ。
では、どのように対処するか?対処の方法は?
そんなもん、ありゃしまへん。
それでも、あるとすれば、
まずはお金についてはしっかり考える事。
お金は幸福を得るための手段であって、
目的目標ではないことを肝に銘じることだ。
人間関係も意外と難しい。
他人との関係を全て断ち切ることができれば、
簡単なのだが、そう簡単には行かないのが現実。
人と付き合わなくても人間意外と生きていけるのも現実。
そこのところをどう考えて、対応していくか。
まあ適当にやれること、適当にやることを覚えることが、
一番なのかも?