ふと目に留まった言葉がこれだ。
「貯める喜び、使う喜び」

若い頃には、全く感じえなかった言葉だ。
若い頃は、とにかく山ほど、いや、使いきれないほどの
お金が欲しい欲しいとばかり、思っていたものだった。

昨今の金利は、恐ろしく低い。
とても銀行に預けておいて、増えるとは思えない水準だ。
さらに、アラカンなんぞは働いていないもんだがら、
今の自分の持っている預貯金が、格段に増える算段は、
全くない。

そんな中、ささやかではあるが、ある銀行で、
インターネットでの預け入れで、金利0.15%ですよって
いうのがあり、早速アラカンは、頑張ってそこに定期を
預け入れて、何かしらん、やれやれ、ホットした感じがあった。

あれれ?これが貯める喜び?なんて思ったのだ。

そしてもう一つ。
今度は使う喜びだ。

めでたくも、アラカンちでは孫が2人いる。
その孫たちの成長ごとに、ことあるごとに、
何かしらん援助してあげたいというような気持ちが
ふつふつと湧き上がってきているのだ。

こんな時に、お金を上手く使って行きたいなあ、
と思う次第でありんす。

何かを買ってあげて孫の喜び姿を見ちゃうと、
ああこれが、使う喜びなのね、なんて思ってしまう。
自分のために安く物を買えた喜びも、もちろんあるが、
人のため、人の喜ぶ顔が見たいためにお金を使うことも、
かなりの喜びではないかと思う次第でありんす。

久しぶりにいい言葉に出会えた。
貯める喜び、使う喜び。