ほめて育てるということが、
昨今盛んに言われている。
ひと昔ふた昔ではとても考えられないことだ。
スポーツでもほめて育てるなんてことは、
昔はなかった。
とにかく、しごいてしごいてのスパルタ式
指導ばっかりだった。
ほめるということが最近、はやされているが、
その一方で、ほめることが大人の顔色を伺っての
行動につながるのでないかという懸念の声も
あがっている。
例えば、学校の廊下にゴミが落ちていたときに、
誰か見ていれば、ゴミを拾うが、
(ほめてほしいがために)
誰も見ていなければ、ゴミを拾わずに、
そのまま通り過ぎるというものだ。
そんな大人になって欲しくないために、
その「ほめる」も気を付けてほしいとのことだ。
ほめると言って思い出すのが、
その昔、アラカンがO支店勤務時代に出席した
「ほめる経営」というセミナーだ。
このセミナーは、
日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好氏の講演だった。
(最近何気なく家の中を探していたら、その時の
資料が出てきた。もう10年も前の資料なんですけど、
そんなもん大事に取っている人、います?)
そのセミナーでの興味深い言葉を羅列しますね。
出会う人を味方につけるための聞き方、8つのポイント。
1、目を見る
2、うなづく
3、相槌をうつ
4、(相手の話を)繰り返す
5、メモをとる
6、要約する
7、質問する
8、感情を込める
今でも、なるほどと思いますね。
そして、「ほめる」とは?
人、もの、起きる出来事の価値を発見して
伝えること。
人の価値を発見して伝える。
モノの価値を発見して伝える。
起きた出来事の価値を発見して伝える。
(XXで良かった)
ほめ脳→脳力アップ
知っているかどうかではなく、
今自分ができているかどうか。
自分に置き換えて考えてみる。
3Dを言わない。
「でも」
「だって」
「どうせ」
こんなような内容のセミナーだったが、
まだまだ続きがありで、
この続きはまたの機会に。