また悲しい事故が起きた。
起きてしまった。
幼稚園の送迎用のバス車内に、
3歳の園児が置き忘れられたのだ。
5時間も炎天下の中の車中に置き忘れられ、
熱中症で亡くなったとのこと。
なーーんだ、そんなことちょっと注意すれば
大丈夫やん。
そんなことありえるの?
車内をチョイッと、くるっと見渡せばわかるやん。
そんな声が、あちこちから聞こえてきそうだ。
さらに、何年か前に、いや昨年か。
自分の子供を、自分の車で保育園に送って行ったつもりが、
まだ車中に置き忘れて、そのまま亡くなった事故もあった。
自分の子供さえ、そういうことがある。
その昔、何十年も前はこんな事故があっただろうか?
アラカンも、ニュースを気にはしていたが、
こんな事故は、ごく最近のような気がする。
アラカンの記憶には、何十年も前には
こんな事故はなかった気がする。
人間関係のストレス、仕事のストレスが
昔に比べて爆発的に大きくなっているからだろうか。
人間の感覚がおかしくなってきているのだろうか?
あれもやらなけやいけない、
これが終わったら、次はこれをやらなきゃいけない、
なんてことが多すぎるからだろうか?
いつもの日常のルーティーンが頭の中にこびりついて、
ちょっと違う作業がうまくいかなくなっただろうか?
今回の事故はとにかく、人間のミスであることには間違いない。
いろいろな不幸、不注意が重なったことには間違いないが、
カラふりのチェックだっていいのだ。
大いに空振りのチェックをしようじゃないか。
チェックが無駄になったっていいじゃないか。
日常の簡単な毎日の繰り返しが、
平凡な何気ないことの繰り返しが一番重要なのだ。
平凡が一番難しいのだ。
なに何?
登園の記録を6人まとめて入力した?
ありえんでしょ。
そういえばアラカンも、車の後ろの席に
何日もお酒を置きっぱなしにしてしもたなあ。