前回のブログ(その10)では、
原料、包装材料の請求書処理を担当していると書いた。
アラカンの他の仕事にどんな者があったかと言うと、
月間の生産実績の取りまとめも担当していた。
その当時、大型の成型機が工場内に50台程設置されていて、
24時間体制で生産されていた。
1台の成型機は、いつも同じ金型(モールド)ばかりで、
生産するのでなく、生産計画の基づいて、金型を変更し、
別の製品をもどんどん生産していく。
月間で成型機が何時間稼働したか、
月間で製品がどれだけ生産されたか。
生産数量は、主に重さで表されていた。
外資系だもんで、重さはポンドで計算されていた。
1ポンド=0.45359kg
1kg=2,2046ポンド
40年経った今でも、この変換値はまだ覚えている。
1時間当たりの生産重量数とか、
1時間当たりの人役(マンアワー)とか、
そんな数値を取りまとめていた。
そのまとめ表を、
Statistical Summary と呼んでいた。
記憶は定かだはないが、おおよそ50項目くらいの
数値があったように思う。
月間数値、前年対比、予算対比。対比は%。
累計値でも、前年対比、予算対比の資料を作成していた。
さらに、これらの資料に対し、
日本円バージョンと、
ドル バージョンのの2種類を作っていた。
ドルは、毎月本社より、レートが送られて来ていた。
そのドルでも、その月のレートに換算したものと、
その月その月のドルレートを積み重ねていく
ヒストリカルレートと呼ばれるものの2種類があった。
四半期の数値も作成してたので、
資料の数はかなりも数になっていた。
それらの資料は、すべて英文タイプライターで
打っていた。
経理部の女性で、英文タイプの速く打てる人がいて、
(そのブランドタッチの速さに度肝を抜かれた)
その人に打ってもらうため、ドラフト(下書き)を
鉛筆書きで作って渡していた。
こういった(工場の)経理業務を何年もやっていても、
経理のことは何もわかっていないね、ということに
自分が気がついたのは、しばらくしてからだった。
