BSでやっていた「二十四の瞳」を録画して見た。
もうこの映画は、昔から何度もテレビドラマ化されたり、
出演者が変わって映画化が何度もされている
超有名な映画のようだ。
アラカンは、この手の映画には全く興味がなかったが、
どういう気の吹き回しか、見てみた。
どういう感情状態か不明だが、
この日のアラカンは、この映画を見るにつけ
泣けて仕方なかった。
何がそうも泣けますやん?
てな感じなのだ。
とにかく、この時代に昭和初期の様子が事細かく再現されていて、
もうそれだけで泣けてきた。
小学校にある木のボロボロの机が、2人掛けの
ちょい大きめの机だっただけで、泣けて来るのであった。
もう病気かもしれん。
今のこの時代に、良くもまあ昭和初期の様子が再現できることよ。
その当時、家の貧しさもありましたよね。
物もなく、皆貧しかったですよね。
そして、時代の流れに巻き込まれ、
戦争へ突き進む情勢に、一人の女性教師には、
それらに対し、何も抵抗できない無念さも
ひしひしと伝わってくるのだ。
自分の教え子を、戦地に送り出す悲しさよ。
その時代、生きて帰って来いとも言えず、
言葉を押し殺す。
そう、この映画は、ほんわか描いているけど、
真っ直ぐな反戦映画なのだ。
自分の夫も戦争で亡くし、自身の子供も食糧不足から
亡くすという悲劇も味わう。
今回のキャスティングで、主役に土村芳(かほ)さんが演じていたが、
アラカンは、この方、全く知らなかったが、透明な感じ素直な感じが
とても色濃く出ていて、とてもよかったように思う。
さらに、この映画には有名は俳優さんはほとんど出ていなくて、
アラカンが知っているのは、「芋たこなんきん」に出ている
國村隼さんくらいだった。
他の小学生の俳優さんとて、有名な人が誰も出ていないことも
この映画を質素感を出しているように思う。
ああ、泣けて仕方なかった不思議な映画だった「二十四の瞳」。
