前回は、ウィークリーアセンブリーについて書いた。

そのウィークリーアセンブリー(=以下W Aと略す)は、
ステージもあって、照明機材、音響設備もかなりのレベルで、
充実していたと書いた。

音出し用のカセットデッキ2台は、フェザータッチの高性能の
ものだったし、マイクミキサーだって、
(確か)8チャンネルくらい接続できていた。
(フェザータッチ=ちょっと触るだけで、スイッチが反応するもの)



WAの内容は、今となってはどんな内容だったか記憶は
定かではないが、

あいさつ
今週のトピックス
今週のヒーロー・ヒロイン
改善提案(TSPと呼ばれていた)からの報告
お誕生日祝い
締め括りの歌
(TSP=XXX Suggestion Programの略)

こんな内容だったろうか。

今週のトピックスでは、誰それの出張報告だったり、
新製品の紹介だったり、スライドとかOHPを使うこともありで、
全体としては、わずか5分から10分程度の朝礼にもかかわらず、
前週末にリハーサルもあった。

というのも、これらのプログラムに全て音楽がついているのだ。
よくラジオを聴いていると、天気予報とか交通情報の時に、
はじめにボンと音楽を出して、その後ちょい音を下げてから、
MCがしゃべり出すという、あのやり方である。
(この説明でわかるかな?わかないんだろうな。)

だから、2台のカセットデッキが必要となるのだ。
片方のデッキで、音を出している間に、
もう片方のデッキに、次の曲のカセットテープを仕込んで
おくのだ。

しかもしかも、カセットテープは事前に音を確認して後に、
指でカセットテープを戻しておき、完璧な音出しができるように
スタンバイしておくのだった。
そして音を出す順番通りにカセットテープをデッキの上に
並べておくのだ。
そのためにも、やはりリハーサルは必要だった。

何を隠そう、アラカンの上司にあたる人がなんとまあ、
その音響担当していたもんで、
その(とばっちり)が、アラカンにも降ってきた。

いつもその音響担当の上司のアシスタント的にバタバタと
準備したり、使いパシリしたりした。
時には上司不在の時なんぞは、
この不肖アラカンが、音響を担当したこともあったりもした。
(もうその時は緊張した緊張した)

当時、所長はもちろん、部長の一人は、
「いらち」で、常に完璧を求めていた人たちだったもんで、
ちょっと音出しのタイミングがズレたり、
頭出しがおかしかったりすると、やり直しばかりで、
きつく叱られたりもした。

実は、このことがアラカンにとって結構ダメージになった。
仕事のミスで叱られるのは当然だと思ったが、
仕事以外のこうしたイベントだったりのことで、
叱られたりするのは、心外だった。

そのことが、ゆくゆくのアラカンの転職の火種に
なっていくのだった。