我々の年代では、もう誰もが吉田拓郎のことを
知っているけど、若い世代では厳しいかもしれない。
彼吉田拓郎とKinKi KidsがMCを務める番組、
「love love あいしてる」という番組が、
先日5年ぶりに復活するとともに、その回で
最終回となり、吉田拓郎が卒業=引退するとのことが
ネットであふれていた。
アラカンも、ネットでの情報は見ていて、
あああ、テレビで見たいなあと思っていたが、
地上波だもんで、それは無理ちゅうもんだ。
それでも今どきだもんで、
簡単にユーチューブで見ることができるのだ。
(良い時代になったね。
テレビで見るのを見逃しても、ユーチューブで探せば、
誰か彼かがアップしているんだよね。)
で、先日遅らせばながらユーチューブで見ましたよ。
ラブラブ あいしている。
今さらながら、
吉田拓郎の偉大さを感じ入った次第です。
吉田拓郎はほとんどテレビに出ることはなく、
何年か前にNHKに出てきた時も、
(フォーク大全集?とかの番組)
お酒を飲んできていて、
あまり呂律が回らない状態だったけども、
坂崎さん(アルフィーのメンバーの一人)が
彼を説得して、1曲(線香花火だったか?)だけを
即興でその場で歌ったのを覚えている。
その時も、浴衣で下駄を履いていて、
もう適当なトークで、
その場を凍らせていたように思った。
今回の最終回の番組(ラブラブあいしている)でも、
彼のトークは、秀逸。
とても他者の追従を許さない。
適当に話しているようで、
真髄をついていたり、
ウイットに富んでいたり、
じわーとしみてきたり。
途中に明石家さんまさんが登場してきたけども、
さんまさんもタジタジになったりもするぐらいなのだ。
人のけなし方も、人の褒めかたも上手い。
木村拓哉が出てきた時も、
「ギターをカッコよく弾かない奴は嫌いなんだ。
ネックを上げて弾くなんてダサいよね。
あれをやると、さだまさしになっちゃうよ。
その点、木村拓哉はネックを下げて引くから、かっこいい。
さらに、
用もないのにギターを200本300本と
たくさん持っているからと言って、
すごいミュージシャンでもない。あれは困った男だ。
=多分、坂崎のことを指している。
あいみょんも出てきた。
(正直、アラカンはあいみょんのことは全く知らない)
拓郎は、あいみょんが書く詩を絶賛していた。
「あいみょんの歌の言葉遣いがすごく自由。
音楽って音符に言葉を乗せるだけで、字余り、字足らず、
食う、食わない、いろんなことがあるけど、そこの自由さが
僕らの時代よりももっと自由。こういう自由さがあるって、
あいみょんから教わった」と、自身の創作にも刺激を受けた
とも言っていた。
そして終盤。
拓郎曰く、
KinKi Kidsの存在自体が、自分に大きな刺激を与えてくれた。
今回の最終回の番組でも、自然と歌(歌の歌詞)が、
上から降りてきて、俺に詩を書かせた。
それが「「sayonara あいしてる」だ。
ほんと、彼は日本のニューミュージックを大きく開拓し、
今まで牽引してきたことには間違いない。
多くの人に影響を与えたことは間違いないが、
多くの人に素敵な楽曲を提供していることにも驚く。
例えば、森進一の「襟裳岬」だったり、
キャンディーズの「やさしい悪魔」だったり、その数多数。
もし、彼の死がいつか来るなら(不謹慎ながらも)、
その時こそ国葬に近いものが行われてもアラカンは
文句は言わない。
