山上容疑者は、今となっては多くの人に知られることとなっている。
そう、安倍元総理を銃撃した容疑者だ。
彼の起こした罪は大きく、
多くの人に衝撃を与えた。
ただ時間が経過し、彼の心情、生い立ち、環境等が
分かってくるにつけ、アラカンなんぞは、
なんとも言えない気持ちになってきているのも確かだ。
厳しい家庭環境。
もし自分が、彼のような家庭環境だったら?
どうなんだろう?
普通に頑張って、生きていけるだろうか?
はっきりノーと言える自信がない。
彼が、優秀であるが故に、
なおさら、自身の行動の選択肢を狭めていったかもしれない。
今回の事件で、マスコミも、政治の責任もゼロではないと思うだが、
この辺りは、マスコミは立場を曖昧にしている。
何十年前にテレビで聞いたことのある「統一教会」。
今頃になって再び聞くことになろうとは。
あの当時も、霊感商法的な問題が大きくクローズアップされていたのに、
その後、有耶無耶にされてしまったのだろうか?
何十年もの間、統一教会という言葉は聞くことはなかった。
政治家が統一教会とどういう関わりがあったのか、ということも
曖昧のままだ。
自己破産をしてまでの献金行動は、なんとか制限ができないものだろうか?
この辺りには是非とも政治が関わって欲しいのだ。
貧富格差の問題の是正、一人の落伍者を出さないとか普段から
言っている
立派な政党も、何を今までしていたのだろうか?
こういう問題こそ、少子高齢化と並んで大きな問題だと、
アラカンは思っている。
今回の事件、
あああ、なんとまあ悲しい事件のことよ。