金子みすゞさんの詩集の中から、
今日は、「明るいほうへ」を取り上げてみる。
100分で名著という番組で、
数々の金子みすゞさんの詩を取り上げていたが、
アラカンは、この「明るいほうへ」と
「このみち」がアラカンの心に刺さった。
まずは、
明るいほうへの全文。
明るい方へ
明るい方へ。
一つの葉でも
陽の洩(も)るとこへ。
藪かげの草は。
明るい方へ
明るい方へ。
翅(はね)は焦(こ)げよと
灯(ひ)にあるとこへ。
夜飛ぶ虫は。
明るい方へ
明るい方へ。
一分もひろく
日の射すとこへ
都会(まち)に住む子等は。
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この詩を聞いたアラカンは、
何を思ったかポルノグラフティの
「愛の呼ぶほうへ」という歌が真っ先に
浮かんできたのだ。
ただ今回、改めてこの愛の呼ぶほうへという歌の
歌詞を見てみると、「愛を呼ぶほうへ」というフレーズは、
わずか1箇所しかないのだ。
曲のタイトルは普通、そのフレイズが繰り返されたりして
その題名になったりするんだけど、
この歌では、ほんの1箇所にポイって登場するだけなのだ。
「いつも導かれているのでしょう
愛が呼ぶほうへ」
でも、うまくできているっていうか、
愛が呼ぶ方へって言わずとも、
それを導くように歌詞が積み重なっているのだ。
明るい方へと聞いて、
愛が呼ぶ方へ を連想するアラカン。
不思議なことに、
両方の歌ともに、
「方へ」は「ほうへ」とひらがな書きなんだよね。
ほんと不思議。
明るいほうへ。
愛が呼ぶほうへ。
次回は、金子みすゞさんの「このみち」です。
