先日のNHK大河ドラマ「青天をつけ」で、
Bankを「銀行」と命名する興味深い場面があった。

今でこそ、銀行は銀行と呼ばれているし、
Bankは、銀行と普通に日本語訳されている。

がその当時、明治維新の頃では、
過去にそういったものはなく、
目の前に突然と現れてきたような物に対して、
名前を付けなきゃいけない辛い場面もかなり
多かったようにも思う。

で、Bankだ。

栄一とのやりとりで、
Bankはお金を取り扱うので、
金行はどうか?


いや、今の日本では金は扱っておらず、
実際には銀を取り扱っているので、
銀行では、いかがなものか?

てなわけで、
めでたくBank→銀行と 相成った次第である。

その当時に、金行となっていれば、
我々は今も金行と呼んでいたのであろう。

みずほ金行、日本金行、UFJ金行、、、、。

まあ、それはそれとして、
命名はほんと辛いだろうし、
その反面面白い部分も持っている。

上述しているように、
名前は、名前とした瞬間から
名前となって歩き出すってことだ。

翼(つばさ)だってそうだ。
もともと、翼は飛行機の翼だったものが、
人の名前として命名した瞬間から、
人の名前として認知されていくのだ。

昨今では、この翼も、
ついには女性の人にも命名されているようで、
そんな話を知って、気の弱いアラカンなんぞは、
腰を抜かしそうになったで ござるよ。