コロナ禍で、コロナの感染防止対策の一環として、
政府の緊急事態宣言を受けて、各都道府県では、
飲食店の営業時間短縮要請を発令してきた。
県の時短要請に応じれば、協力金を支給しましょうという制度だ。
事の発端は、人流を抑制するという観点から、
政府の分科会の有識者が提言したコロナ対策だ。
他にもいろいろ対策があったと思うが、
飲食店の夜間営業、営業時間短縮に焦点が当てられてしまった。
コロナの感染は、昼夜を選ぶんですか?とか、
色々と揶揄されたが、政府も他に方策が見当たらないため、
有識者の提言に従わざるを得なかったように見えた。
時には、時短とともに酒類提供自粛という対策もあった。
飲食店に来るお客は、酒が入ると、長時間の滞在となり、
大声で話すようになり、これがコロナの感染拡大につながると
決めつけられて、酒類提供は「悪の根元」かのような扱いを
受けた。
いずれも、コロナ感染拡大の原因かどうかは誰も証明できていない。
ただただ、他に方策もないもんで、
この手っ取り早い対策を受け入れるしかないって感じで、
進んでいった。
一度、実績を作ってしまうとお役所って奴は、融通がきかない。
この方法が全てで、他にはもう目に入らない。
結果として、1日あたり何万円か支給しますんで、
時短して下さい、酒類提供禁止って相成った。
この協力金の事、あまり細部にわたってはニュース、情報番組で
細かく取り上げていないようにも映る。
そりゃあ。各飲食店でそれぞれの事情はあるでしょう。
人を多く雇っているお店、
自分一人でやっている小さなお店。
借金もなく、趣味でやっているようなお店。
最近始めたばかりの飲食店に全てをかけているようなお店。
お店お店で、事情が多くありすぎますね。
ただ、感覚的には、売り上げが減少した分の、半分から
3分の2を補填してあげるくらいが、今までの行政の
やり方だったような気がするのだ。
売り上げ減少に対し、満額以上に補填するなんて、今までの行政では
見たことありゃしまへん。
もちろん、満額以上に補填される飲食店は、ごく一部に
限定されるでしょうが、あることはあると思う。
休業したことで、ウハウハのお店が。
今となっては結果論ではあるが、
時短要請などはせずに、
席数を減少させて、感染対策をする方式で
良かったのではないかと思う。
さらに、協力金も一律いくらという支給ではなくて、
もっと、きめ細かく規定した方が良かったように思うのだ。
とにもかくにも、多くの国民が不公平感を感じることなく、
スマートな方策を望みたかった のだ。