男子アーチェリー団体を見た。

このアーチェリー、日本はそこそこやっているようで、
過去のオリンピックでも、金メダルはないにしても
他のメダルは取っている。

それにしても、あの距離とあの的(まと)の小ささよ。

10点の所は、CD(約12センチ)くらいのサイズで、
その的を、70m離れた所から狙うというものだ。

だいたい、70m離れた所というのが、ピンとこない。
狙って狙えるものなんだろうか?

そんな小さい的だもんで、
ヤマカンとか適当に射っているような気がしてならない。
(絶対にそんなことはないと思うが)


そして、3位決定戦の最終場面、最終ショットで、
武藤選手が射るんだけど、
彼の顔が、テレビ画面にドアップに映り、
そしてテレビ解説者が、
「さあ、インナー10(テン)に打ってこい。君なら出来る。」
こんなことを言う解説者、初めて見たわ(正確には聞いたわ)。
そしてそして、その武藤選手が放った矢は、
何と、解説者の言う通りインナー10内に刺さったではないか。

これで、日本の3位が確定した。

それまで、ことごとく外していたアーチェリー日本チームが、
ここへきて、ずばっとやってくれました。

(インナー10=10点の的の中でも、さらに中心に近い部分。
その的の大きさは、直径約6センチしかない)