山之口の今シーズンの滞在も
いよいよ終わる。

秋の山之口も木々が色付き、
綺麗だろうが、寒さにゃあカテキン。

温水が出ないと、食器洗いもきびちいのだ。
こたつもあるし、石油ファンヒーターも
あるから、多少の寒さには、耐えれる。

けど、そこまでして山之口にいる理由は、
今のところ、ない。

寒くなったら、南の地に行けばよい。

で、3時間のノンストップ車で、
南の地に戻って来ました。
人間様でも、時差を感じるほど、
違和感を体と、ハートにも感じる。

クッキー🐶も相当なストレスとか、
違和感があったのだろうか?

到着した車から荷物を
えっさほいさと出し終えて、
よっこらしょと一息ついたとき、
クッキー🐶の気配がしなくなったのだ。

と、玄関を見てみると、
20センチほど開いているのではないか。
とは、言っても過去に自ら進んで外へ
出ていくような子ではないので、
脱走だなんて信じられなかった。

まずは、2階にある部屋の隅々まで捜し、
ベランダも捜しーーの、
物陰も探したが、見あたらなかった。

次は、外だ。

そう遠くには行っていないはずと信じ、
通りに出る。
まさか、この通りを渡った?
この車のまあまあ走るこの通りを渡った?
この信号のある交差点を渡った?

その信号のある交差点の角で、
近所の人が、クッキー🐶を押さえてくれていた。

その人曰く、クッキー🐶がひとりで歩いているのを
見てびっくり。
思わず家の外に出て、クッキー🐶ちゃんに近づき、
「クッキー🐶ちゃん、こっちにおいで」と
声を掛けると、クッキー🐶は、しっぽを振って
近寄ってくれたと、その人は言っていた。
普通は、こっちにおいでと言っても、
逃げて行く犬が多いけどね、とも言っていた。
そうね、その通りね。

クッキーがたまたま素直な犬で、
たまたまクッキーを見かけたくれた人がいて、
クッキーの命は、助かったのだった。
(ふー、やれやれ)

それにしても、わずかに開いている玄関の扉に
手を入れて、扉を広げてまで外の空気、外の匂いを
嗅ぎたかったにだろうか?


わずか3時間で、びっくり仰天の地に帰って来た事が
信じられず、普段では考えられない突飛な行動に
出てしまったのだろうか?

こんな風にして、クッキー🐶大脱走事件は
無事、ハッピーエンドを迎えた。
良かった良かった。