また痛ましい事故が起きた。
起きてしまった。
誰も責めることができないような事故だ。
父親が、子供2人を車に乗せて、小学校と
保育園にそれぞれ送っていくのだが、
長女を小学校に送って行った後に、
二女をその保育園に送って行ったものだと思い込み、
自分は自宅に帰り、夕方までずっと家で仕事を
していた。
その後、長女を小学校に迎えに行って、
その車の中に二女がいたことを知ったのだった。
何が悲しいって、人間誰しも忘れることはある。
その忘れ方の大小で、人の命まで左右してしまうことが
あるってことだ。
普段は、忘れてしまうことが、多少のダメージの
ある事はある。
自己嫌悪だったり、仕事に穴を開けてしまったり、
他人に迷惑をかけてしまうとか。
だが、忘れることが、人の命までも奪ってしまうとは
思ってはいないのだ。
忘れること、そりゃありますよ。
車にごみ2つ乗せて捨てに行った時に、
ごみを前後ろに乗せたもんで、後ろに乗せたごみを
捨てるのを忘れてなんてこともあるし。
今日やるべきことを忘れることは、普通にあるし、
買い物だって、買い忘れてものだって山ほどある。
スーパーを見ていると、今日買うべきものをメモしている
人がどんなにか多いことか。
閑話休題。
で、だ。
昨今の車の自動運転技術の進歩で、
簡単に車庫駐車、縦列駐車が手放し=自動運転できるように
なってきている。
こういった技術もいいが、今回のような痛ましい事故を
防ぐためにも、ぜひとも車内に生命体があった場合は、
自動的にアラームが鳴り続ける仕組みを開発してほしいのだ。
今だって、助手席に10Kg以上の物があると、
シートベルトサインが鳴り続けているじゃないですか。
あれですよ、あれ。
あれをちょい加工して、後部座席・他席にも応用して
ほしいだけなんですけど、いかがでしょうか?