今日は、最近テレビでちらほら聞く「9月入学」を
考えてみたい。
始めは、内容がよく分からなかった。
9月入学のメリットは?という問いには、
賛成の多くの方々は、欧米の各国々の大学入学時期と
足並みが揃うとか言うではないか。
そんな事で、すべての学校を9月入学に変更したいのか?
と、あらかん的にはあきれるくらいなのだが。
ただ、今現在学校自体が5月末まで休校になっていることで、
いっそのこと9月入学を考えてみては?という非常に拙速な
議論になっているようでもある。
実際、今年入学した児童生徒は、まだ入学式1日しか学校に
行っていなくて、いっそのことこのままずっと休みにしてもらって、
9月から新学期くらいの方が、先生側も、生徒側もお互いに
いいのかもしれない。
しかし、しかしだ。
明治から140年から続く4月入学を、そう簡単に変えられる
ものではない。
もし、現行の4月入学を9月入学に変えるのであれば、
乗り越えなければならない高いハードルがいくつも
待ち構えているのだ。
あまり問題があり過ぎて、ここでは書ききれん、ということに
しておこう。(笑)
あらかん的には、4月入学がすっきやねん。
というのも、あの桜がいいですよね。
校内に咲く桜の下での記念写真。
そして、1カ月したらゴールデンウィーク。
1カ月の緊張から解き放たれての、お休み。
たまらんでっせ。
そして、だんだんと暖かくなるこの季節。
もう、言うことなしですわ。
それに引き換え、9月入学は、あかん。
だんだんと寒くなる秋、冬でっせ。
身も心も寒くなって、どないしましょ。
長きにわたって多くの皆さんの体の隅々まで染みついた
美しくもあり、また輝かしくもある4月入学を、
そう簡単に変えられるものではないことを、
不肖あらかんが、ここに証明しました。(笑)