3月17日に録画してあったビデオを、今から少し前に見た。
某国営放送がやっている「プロフェッショナル 仕事の流儀」
っていう番組だ。
その番組に今回は、萩本欽一こと通称欽ちゃんが出ていた。
欽ちゃんはもう78才になっていて、昔のような若々しさは
もうそこにはなく、でも精力的にコントに力を注いでいた。
今回のその番組では、一流どころの日本舞踊の先生を招いて?
呼んで、無理矢理コントをその先生にさせようとする試みなのだ。
一流どころの先生だもんで、型苦しく、とてもコントには
ならないであろうと思わせて、実はそのギャップを楽しむという
欽ちゃんお得意の手法らしい。
そうそう、欽ちゃんってそういうところ、あるよね?
欽ちゃんの良さっていうのは、アドリブをふんだんにかまし、
その場その場の空気を察知して、次から次へと突っ込みを
入れまくる手法なのだ。
しかし、その突っ込みも全くもって嫌みがない。
不思議なことに、欽ちゃんの突っ込みには嫌みがないのだ。
もちろん、パワハラもなければ、下ネタもない。
きれいな突っ込みなのだ。
このあたりでは、もう欽ちゃんの右に出る者はいないでしょう。
で、志村けんさんだわ。
志村けんさんも嫌みがないし、欽ちゃんによく似て万人から
愛されるけど、親しみやすさからでは、欽ちゃんよりも年齢層が
若干下がるかもしれない。
若い人に人気があるのが、志村けんさん。
あのユーモラスな顔の表情のアイーーン、ばか殿さま。
そして、調子を外したようなあの声。
基本的には、欽ちゃんとは全く違う笑いの要素だ。
欽ちゃんのことを書こうとしていたのに、
いつの間にか、志村けんさんになっていた。(笑)