昨年の11月にBSでお金の話しをやっていたのを
興味深く見ていた。
今さらではあるが、見ていた。
その番組の中で、
お金(貨幣)は、自分が持っていないものを、
他者が持っていた場合、その物を獲得するために
その物の取引を仲介するためのものであると
言っていた。
言われてみれば、その通りで、
大昔、まだ貨幣が存在していない頃では、
相手の持っている物と自分の持っている物とを
交換する「物々交換」がその始まりであった。
今では何も考えずに使っているのが「お金」ではないか。
何も考えず、とは誤解の招く表現。
お許しあれ。
その物が欲しければ、お金を使ってその物を獲得する
だけのことで、お金の存在自体に、不思議に思っている人は
いないのではないかとの意味で、「何も考えず」を
使った。
で、最近はそうたいした収入もないもんだから、
銀行残高の動き、行く末が気になるもんだ。
人間、残高が減っていくより、増えていく方が
好きに決まっている。
そんな中、最近ネット上のマネー相談(ヤフーのファイナンス)で
よくこんなマネー相談がある。
50才前後の人が、もう仕事が激務(または病気)なので、
早々に仕事を辞めて、ちょいのバイトをするにしても、
今のこの現金残高で、今後の人生、やっていけますでしょうか?
という相談だ。
この相談事に対して、回答者は、淡々と数値だけを列挙して、
淡々と説明する。こんな風に。
現在の貯蓄ベースは年間90万円。
今後、60才まで12年勤務するとして、貯蓄は1080万円
上積みされます。
手持ちの金融資産2700万円と合わせて、資産合計は3780万円。
毎月の生活費が今と変わらない17万5000円とすると、
左記の貯蓄からその資金を差し引いても、まだ3150万円残ります。
さらに、60才以降は5年間は無収入ですから、1050万円差し引く
ことになりますが、それでも65才で2100万円が残ります。
年金を仮に年額84万円とすれば、82才まで手持ち資金=
老後資金で不足分を補えます。
以上、ざっとこんな感じの説明だ。
ほいでも、確実に現金残高は減っている。
人間、残高が減っていくことは、相当つらいと思う。
82才までやっていけたとしても、この先まだ何年かがあると
したら、なおの事不安になるちゅうもんだ。
その頃には、さらに医療費も多くかかってくるだろうし、
不安は、金額以上に膨らんでくるに違いない。
欲しいものを我慢し、爪を火ともす暮らしをして
残高を維持するのも寂しい気がする。
「残高は 減る減るよりは 増えるがいい」
(当たり前と言えば、当たり前田のクラッカー)
