この11月から仕事をし始めた。
60才で定年を迎えてから2年。
その2年間は、仕事らしき仕事はしてこなかった。

ふとした思い付きからか、ちょい働いてみようかとなった。

で、履歴書書いて写真貼って、応募。
大きな会社での臨時職員。
週3日、月水金の勤務、時給は最低賃金。
朝8時30分から夕方5時15分の勤務だ。

臨時職員ゆえ、片付け仕事、その場仕事が多い。
日日の仕事はないと言っていい。
言われた事をやるのだ。
これはこれで、そう悪くはない。
ストレスも少ない。

変な突っ込みはいかんでしょ。
改善提案みたいなものもNGでしょ。
ただ言われたことを、だまってやるだけなのだ。

ほいでも、資料を何枚か組んでホッチキス止めをする時に、
これどういう風にホッチキス止めします?
って、聞かれるとドキッてしますよね?

ホッチキス止めと言っても、書類に対して斜めに打つか、
真っすぐに打つかがある。
斜めに打てば、書類がゆがみにくいし、
真っすぐに打てば、書類がすっきりに見えるのだ。

こんな風な突っ込みを入れられたら、上司はちょいちょい
びびったかね。

またある時は、この資料を10セット組んで、
最後のA3サイズの書類は、こう折って入れてね、と
頼まれた。

そこで、あらかんは昔取った篠塚(巨人の篠塚なんですけど、
わかります?)ならぬ杵柄で、昔の資料作りの思い出がふつふつと
沸いてきた。
年を取ってくると、どういう風に仕事の段取りを取ったらいいか、
その作業の展開予想なんかも、想像ができてくる。

10セットも作るんだったら、自分の机の上ではだめだよね、
って思い、大きな作業台へ移り、資料を広げ、自分で1枚ずつ
資料を取り、10セット組む。

最後のA3の資料の折り作業は、サインペンを取り出し、
その腹の部分で、ささっときつい折り目をこすって作り、
手際よく作業するもんで、上司は驚いたろうなあ。(自画自賛)

こんな作業も、その昔の会社で毎夜毎夜作らされていた。
その会社は、よく海外からの会社役員、お客様が来ていたもんで、
そのための資料作りは日常茶飯事のようにあった。
蛍光ペンで彩(いろどり)良くなぞったり、
資料をピシっと折ったりはよくやったもんだ。

資料を折る時は、指先・手でやるよりも、
ペンの腹を使うとピシッてできるよ、というのは、
その当時の上司から教わったものだ。
懐かしいなあ。

昔取った篠塚改め、杵柄。

野球繋がりでもう一つ言わせてもらえば、
「プロパティ」と言えば、「クロマティ」。