暑かった真夏の甲子園の高校野球が終わり、
先日のU-18(18才以下)の世界野球が終わりで、
で、この韓国で行われたU-18の世界野球で、
投球制限がクローズアップされた。
この大会での投球制限は以下のようだ。
49球以下なら連投可能。
50~104球までは、中1日が必要。
最大105球に達した場合は、中4日が必要。
球数にかかわらず、3日続けて登板した場合には、
翌日の「4連投」は認められない。
すべては、投手の肩への負担を考えてのことだ。
当然と言えば当然のことだが、、、。
しかしながら、日本の高校野球においては、
今のところ全く導入されていない。
今年かすかに新潟県の高校野球連盟が、うちの県だけでも
導入したいと申し出たが、どうもいいふうな返事はもらえて
いないようだ。
なぜに日本ではこの投球制限が導入されていないか?
理由は簡単。
「昔からそうだから。」
お偉いさんは、めんどくさいことは嫌いだし、エネルギーのいる
変更は嫌がるもんだ。
投球制限という考え方は、まさにアメリカ的な科学的な考え方で、
そこには、倒れるまで投げ抜くなんていう日本的根性美学はない。
でも、冷静に考えると、この投球制限導入は正論=正しいのだ。
鉛とは言わないが、鉛のような重いボールを何十球と投げるのは、
普通に肩に負担がかかるのは当然のことだからだ。
そういう意味でも、高野連さん、
早ければ来年くらいから、投球制限、試合日程を考えていきませんか?
がんばって過去何十年の歴史を変えませんか?
(野球が日本に伝わった当初から、もし「投球制限」が導入されていたら
こんなことにならなかったのに、、、。)