先日のテレビ番組で、また高学歴ニートに物申すと題して、
テレビアナウンサー古舘伊知郎さんが講義をしていた。

まずは歩き始めては?という提案しきりなのだが、
のれんに腕押しっていうか、あまりニートの皆さんには
残念だが、あまり響いていないようだった。

高学歴ニートの皆さんは一様に、働きたくなったら働くよとか、
今は他人に迷惑をかけているわけではないので、いいのではないか。
そんなノリだった。

ただ老婆心ながら、彼らの未来は今のところ厳しい現実が
待っているとしか言えない。
100人のニートのうち何人かのニートは、将来ひょっとして、
運よく?成功するニートも出てくるかもしれないが、大半の方々は、
悪循環スパイラルに陥って、ニートから抜け出せないのではないかと
想像する。

他人に雇われること、会社組織に入ることが嫌いだろうであろう
ニートの方々には、社長とは言わず、せめて個人事情主を目指すのは
どうでしょうか?、と提案したい。

一言で個人事業主と言っても、各種様々なものがある。

簡単な個人事業主にはネット関係のものがあるが、ここはあえて
ネット関係のものは除きましょう。

まずは農業関係がある。
農業関係と言っても広い範囲に及ぶ。
いちご栽培から、アラかんの好きなトマト栽培。
りんごにみかん、梨に桃。
まあ、品種を挙げればきりがない。
酪農から、養鶏。
ハチミツを取る養蜂家。
おいしいハム、ベーコンを作るというのはどうだろうか?

養殖もあるね。
フグの養殖も今はあるというし、チョウザメの養殖もどこかの山奥で
あるらしい。

手っ取り早いところでは、喫茶店はどうだろう?
美味しいコーヒーの焙煎を学び、美味しいコーヒーを提供する喫茶店は
どうだろう?

うどん、そば、かつ丼、ハンバーグ屋さん、パン屋さんから、
お好み焼きたこ焼きまで、食べ物のお店は数に限りがない。

ちょい変わった個人事業主に、何かの商品の代理店というのもある。
何かのフランチャイズ店というのもある。

もう、ここで書ききれないくらい個人事業主の職業は、たくさんあるのだ。

高学歴ニートの皆さん、一国一城の主になりたかったら、
まずここらあたりから始めてみては、どうだろうか?