「もう一人のあなた作り」という言葉をご存じだろうか?
あなたと同じクローン人間を作るということではないよーん。
でも、あなたと同じ知識を持つ人間を育てるという意味では、
似ているかもしれない。
そうそう、その人に教えることで、あなたと同等の知識を持った人に
育てるということなのだ。
この言葉は、アラかんの2番目の会社時代(食品密封保存容器製造販売会社)の
会社のスローガンの1つとしてよく使われていた。

社会に出てまだ間もない頃、上司から「この仕事を、XXさんに教えてあげて」と
言われたことがある。
何でまだひよこのアラかんが人に教えなきゃいけないの?と疑問にも思った。
実際、XXさんに教える段になって、アラかん自身も途中しどろもどろの
部分も出てきた。
ここはこうで、ああでこうなっていると説明しても、なぜそうなっているのかまで
理解していなかったのだ。
ただ、前任者からそう引き継いでいるとしか言えなかった。

でも、そうした疑問点から知識は深まっていくということが、ようやく分かってきた。

人に教えるということは、単に知識を教えるだけになく、
教える自分自身も多くを学ぶということが、ようやく分かってきた。

昨日見たBSテレビ(奇跡のレッスン)でのある女子高校バレーボールを教えに来た一流コーチが言っていた。
「私は、この高校へ私の持っているバレーボールの知識すべてを皆さんに教えにきた。
その一方で、私自身も大変多くの事を皆さんから学びました」
この謙虚さあふれる言葉に、最近特に涙もろくなったアラかんは、また涙した。