先日何気に国会中継を見ていたら、消費税増税時に導入する
キャッシュレス化促進のための予算措置についての質問を
やっていたのだった。

政府がお店がキャッシュレス化を導入することを支援し、
お客さんもキャッスレスで購入すると、それ相応のポイント還元が
あるっちゅう消費税増税時のショックを和らげようとする政府の苦肉の策
なのである。

(もともとアラかんは、消費税の増税8%→10%は賛成だが、
食品だけ8%に据え置くやり方は反対なのだ。
そのことは、すでにこのブログで書いた。
2018年10月23日付け、「消費税の軽減税率について考えてみる」)

キャッシュレス化かあ、、、、。

確かに、キャッシュレスになれば、お店側はお釣りの小銭を準備する
必要がないし、もうお店に現金がないから、強盗盗難心配もないの、
いいことづくめのようにも見える。

高額商品なんかは、確かにクレジットカードで購入することもあるけど、
コンビニのお菓子なんかは現金で買いたいよね。

いつかはキャッシュレス化になっていくのだろうけど、このアラかんが
生きている間はまだそう進んで欲しくないのだ。

さらに、心配なのは、今後生まれてくる子供たちは、物心ついた時から
もうキャッシュレスになっていて、お札小銭を見た事がないといった時代に
なりそうなのだ。

IHの普及で「火」を見た事がない子供がいるそうな。
もう次は、お金を見た事がない子供で出てきそうなのだ。

人間原始、物々交換の煩雑さからお金が発明され、お金が流通し始めたとも聞く。
何千年もの間、人間はお金を支配し、お金に支配されてきたものが、
キャッシュレスと言った目に見えにくい、電子の世界へ突入していくのだ。
頼むから、キャッシュレス化を急がないでくれ、とお役人に言いたいが、
そんなん通じないだろうね、多分。

クレジットカードは使えても、WAONは使った事がないアラかんの憂いであった。
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