先日、孫のためにトトロのさんぽっていう曲を練習するために
図書館へ楽譜を探してきたという話を、このブログで書いたが、
実は、その楽譜を探している時に気になった曲があったので、ついでに
その楽譜の本も2冊も借りてきたのだった。

ひとつは、昭和のフォークの香り満載の
「ピアノが歌う日本の歌」
そして、もうひとつが、
「やさしく弾ける井上陽水」

日本の歌の方は、このような曲が入っている。


どうですか?
中々でしょ?

もう一方、井上陽水の方は、


古い曲から、最近のものまで、かなりの数の曲が入っている。
ただ、この中から、ピアノで弾くとなると、どの曲?
ってなったときに、「5月の別れ」に目がいった。

この曲は、その昔、ビールのCMに使われていて、メジャーな曲といえば
メジャーなのだが、この3年前にリリースされた「少年時代」に比べると
影がうすいように思う。(これは、アラかんだけが感じているのかもしれないが)

何がそうさせたか?(少年時代よりも影がうすい)

アラかん思うに、この曲のタイトルではないかと思うのである。

5月の別れ?
叙情的に表現するなら、
「5月の風」
「5月のあしおと」の方が、良かったのでないか?
別れという言葉を使った瞬間から、この曲が非常に暗いイメージに
陥ってしまったのではないかと思うのである。

それにしても、5月の別れ。
素晴らしい詩、素晴らしい感性がちりばめられているのになぜ、
少年時代を越える事が出来なかったのか?
不思議でならない。
(それにしても、陽水の歯が異常に白く見えるのは私だけ?)