このアラかんにも初孫(女の子)が生まれ、先日、近くの神社へ
お宮参りに行ってきた。

神社内に入って、宮司さんに祝詞をあげてもらうのだ。
「かしこみかしこみ、申ーーす。」
神様に対して、この子が誕生したので、今後ともこの子の成長を
見守ってやってくださいね、というものだ。

寒風すざぶ中、我々もきちんとした服に身を包み、孫には着物を着させて
もらい、普段とは違った感覚になる。

ただ単に、神社に来て、お参りするだけでいいかもしれないが、
やはりここは、ご祈祷をお願いすべきなのだ。
なぜって?

なぜでしょう?

夫婦ともに、今後の子育ての更なる決意と、子供に対する愛情度合いの
大きさを子供自身に伝えるため、とでも言っておきましょうか。

その昔、医療がまた発達していなかったころ、江戸、明治大正昭和中期まで、
子供は、病気にかかると中々助からず、すぐに命を落としたとも聞く。
10人子供がいたとしても、そのうち成人までできるのは、
数人だったとも聞く。
そういったこともあり、七五三のお祝いが広まったとも聞く。
先人たちの、まさに思いなのだ。

お宮参りの後、100日のお食い初めの儀も合わせておこなった。
鯛を焼き、お赤飯を炊き、筑前煮を煮て、蛤のすまし、とまではいかなかったが、その代用でおこなった。

この子が成人するくらいまでは、アラかんは見届けたいと思ってみたが、
どうなんでしょうかね?

いろいろな思いが、アラかんの頭の中をぐるぐると駆け回った1日であった。