あー、まただ。
どうしても波がある私の心。
モヤモヤが動悸として現れる。
まぁ、いつものことだ。
もう慣れたけど。
そんなことを思いながらバスに乗っていました。
ふと前を見ると、高校生が一人。
その髪型が、当時の娘の髪型と一緒だった。
その瞬間……
一気に暗闇に落とされたような感覚になりました。
そして、また余計なことを考えてしまう。
この高校生は、
お父さんやお母さんのことをちゃんと尊敬しているのかな?
感謝しているのかな?
「自分一人でここまで大きくなった」なんて思っていないよね?
……なんて。
その子には何の関係もないのに。
勝手に娘と重ねて、
勝手に色々なことを考えてしまいました。
娘の残像に、
早く慣れなければ。
もう、あんな辛い日々には戻りたくないから。
そして、ふと思う。
もし今、娘が目の前に現れて
「ごめんなさい」
と頭を下げてきたとしても……
きっと私は、
「どうせ、また何か企んでいるんでしょ?」
「何が目的?」
と思ってしまう。
そう思ってしまう自分が、確実にいる。
「そうだね。じゃあ、
また一から親子として仲良くやっていこうね」
なんて思える私は、今はいません。
この先のことは分からない。
もしかしたら、
何かが変わる日が来るのかもしれない。
でも……
多分、無理だと思う。
あんな想いは、もう真っ平です。
だから、考えすぎないようにしています。
考え始めると、
どんどん暗闇から出られなくなるから。
普段の私は、
元気になったように見えていると思います。
普通に笑うし、
出かけるし、好きなこともする。
自分でも、
以前よりずっと元に戻ったと思っています。
でも……
こういうふとした瞬間に、
まだ心が大きく揺れる。
今回も、
ただバスに乗っていて、
高校生の髪型を見ただけ。
それだけなのに。
心の傷って、
やっぱりそんなに簡単には消えないんだな。
改めて、そう思った出来事でした。
まぁ……
また、ぼちぼち戻っていきます。
