やっぱりね……。
 
義父の初盆、娘は来ませんでした。
 
来ないだろうなとは最初から思っていたので、
そこまで大きなショックを受けたわけではありません。
 
ただ……
 
正直、若干ムカつきましたけどね(笑)。
 
事前に義母と旦那さんのお兄さんが、
LINEで連絡を入れてくれていたのですが……
 
一向に既読にならず。
 
無視しているのか?
 
ただ気づいていないだけなのか?
 
はたまた、
2人ともブロックや着信拒否をされているのか??
 
何がどうなっているのか、
さっぱり分からないまま迎えた初盆当日。
 
集まった親族の誰一人として、
娘の名前を口にする人はいませんでした。
 
義父にとっては、
たった一人の大切な孫だったのですが……。
 
初盆に顔を見せることもなく、
静かに時間だけが過ぎていきました。
 
無事に親族での集まりを終えたものの、
私の中には、どこか義父に申し訳ないような、
切ない気持ちが残っていました。
 
そして、自宅に帰り着いてから。
 
旦那さんにだけ、そっと尋ねてみました。
 
「……これで、よかったのかな?」
 
すると、旦那さんは静かにこう言ってくれたのです。
 
「もう、これでいいんだよ。」
 
「親父も分かってくれるだろうし、
何とも思っていない人から
形だけ手を合わせてもらうより、
ちゃんと想いを持った人たちが
心を込めて手を合わせることのほうが大事だからさ。」
 
「だから、もう気にしなくていいよ。」
 
その言葉を聞いた瞬間、
胸のつかえが少し取れたような気がして、
私はようやく、ほっとすることができました。
 
旦那さんのおかげで、
無事に義父の初盆を終えることができました。
 
でも……。
 
お義父さん。
 
やっぱり、不甲斐なくてごめんね。
 
今頃、天国で、
 
「まったく、しょうがないなぁ」
 
って笑いながら、
私たちのことを見守ってくれていると信じています。
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