(前回の続きです)
大学2年生の時に、
約300万円もの借金を
抱えていたことが発覚した娘。
私たち夫婦は、本当に頭を抱えました。
もちろん怒り狂いました。
でも、それ以上に強かったのは、
「まだやり直せるはず」
そう信じたい親心でした。
娘には、一度立ち止まってほしい。
今なら、まだ人生をやり直せる。
そんな思いから、
大学2年生の後期は「休学」
という選択をしたのです。
あの頃の私は、
「この時間が、娘にとって
自分を見つめ直す必要な時間になる」
そう信じて疑いませんでした。
……でも。
今だからハッキリ言えます。
あの休学は、
何の意味もありませんでした!!
親としては「立て直すための時間」。
でも娘にとっては、
ただただ
「自由に遊ぶ時間」でしかなかったのです。
そして復学。
「これで少しは変わってくれるかも……!」
そう願ったのも束の間。
娘は大学3年生の後期に、
再び休学することになります。
正直、
この時点で私は薄々気づいていました。
「もう、親が何を言っても
届かないのかもしれない」
という、あまりに悲しい現実に。
一度目の休学も、
二度目の休学も、結果としては全く同じ。
反省することもなく、
生活が改まることもなく……。
娘は自分の好きなこと(推し活)を
最優先する毎日を続けていました。
そんな二度目の休学中に、
義父が他界しました。
私は心のどこかで、
「おじいちゃんが亡くなったことで、
何か感じて変わってくれるかもしれない」
なんて、淡い期待を抱いていました。
実際、一時的に娘との関係が
少しだけ落ち着いた時期もありましたが……
それは本当に一瞬だけ。
結局、何も変わりませんでした。
今頃、義父は天国で、
「まったく、しょうがないなぁ……」
と苦笑いしているかもしれません。
いや……案外、
盛大にため息をついているのかな(笑)。
お義父さん、本当にごめんね。
私たちも頑張ったんだけど、
力が及びませんでした。
そして、大学4年生…
休学を終えて復学したにもかかわらず、
娘は大学へ一度も通いませんでした。
ここで、
私たち夫婦は一つの大きな決断をします。
「もう、学費は払わない」
これ以上、親としてできることはない。
甘やかしてはいけない。
そう判断しました。
そして迎えた「除籍」。
もちろん、
簡単に決めたことではありません。
何度も何度も夫婦で話し合い、
泣き、苦しんだ末に出した答えでした。
あの苦しい決断は、
今振り返っても決して
間違っていなかったと思っています。
ただ……
これで終わりではありませんでした。
本当に恐ろしかったのは、
ここからだったのです。
(明日に続きます)
