thanx cookie!, kinako!              操船は五海里霧中。

thanx cookie!, kinako!              操船は五海里霧中。

16歳までがんばったcookie、
11歳で原発5km圏を彷徨っているところを保護されたkinako。
二代続くゴールデンの愛犬に感謝しつつ、
小型船舶二級で操船可能な5海里が霧の中というのに、
永遠に苦役を課せられているシーシュポスなブログ。

マスコミの端くれで退任直前が報道職であったこともあり、被災地支援や放送関連を一つの柱にしている。
取材でめぐり会った人々との縁を大切にし、原発付近で保護された老犬の里親としての記録を「一松懸命」に、
古巣のことを「メディア」に書いている。

もう一つが地元横浜関連。小中高生時代に自宅があった横浜・関内の北仲通にこだわる「キタナカ」や、
ポトマック河畔の桜寄贈100周年に関連した「シドモア」が
ヨコハマへの恩返しにつながればいいと思っている。
Amebaでブログを始めよう!

元新聞記者の大先輩から福島産のナシをもらって感激、さらに同梱されていた資料を見て二度感激。1月の寒い中、原発から66㎞の梨畑を懸命に徐染作業した甲斐があり、放射能濃度の検査結果は飲料水規制値の10ベクレル以下の3.4ベクレル程度という説明が入っていた。風評被害で出荷量が少なくなっているのはこの阿部農園だけではない、これからはせっせと福島産の果物や野菜を買うようにしなければ。


やっと、9ヵ月休眠していたamebloの復活に手をつけることができた。会社を辞めて3ヵ月が経ち、10月の声を聞くと同時に、すべてをfacebookで発信するのではなく、備忘録的に、自分史的に書きためるために再構築することにした。東日本大震災の発災直後からはじめたfacebookと今年1月まではリンクしていたが、9ヵ月間ブログを放置していたので、この間も埋めておこう。なにせ震災1年から1年半のタイミングに会社退任という転機を迎えたのだから。

ところで、いま会社から持ち帰った膨大な資料や本、それにともなう部屋の改造で、家中サグラダファミリア状態だが、一つひとつ片づけていく過程も記録しておこう。山崎洋子さんが「ギリシャ神話に出てくるシジフォスになった気分」と言った終わらない身辺整理を見習って、私も「永遠に苦役を課せられたシーシュポスなブログ」と題し、デザインも一新して記録することにした。



追記:「シジフォス」か「シーシュポス」か?
ギリシャの神々は、岩を転がして山頂まで運んでも自重でまた転がり落ちるという刑罰をシーシュポス(シジフォス)に与えたという。彼は永遠に終わらない苦役の中で不条理を考える。カミュがその考えと考え方について描いたのが「シーシュポスの神話」だが、「シジフォスの神話」とした訳者もいたようだ。ギリシャ読みならシーシュポスかシシュポス、それ以前に独仏英語を経由して訳されたのがシジフォスではないだろうかとのこと。少し調べてみたくなった。

「ヨコハマをもっと知る、もっと楽しむ OPEN YOKOHAMA 2012」に、贅沢にも国吉直行教授を案内人にしてしまった『歩こう! ヨコハマ都市デザインツアー』でイマヨコNAVIも参戦。台風一過のきょう10月1日から、この自前チラシが桜木町駅と馬車道駅のOPEN YOKOHAMA案内所に置かれる。
http://www.open-yokohama.jp/event/detail.html?CN=58113


シドモア桜100周年 里帰りを喜ぶ市民の会の解散総会がきのうあった。
活動報告を http://scidmore.jimdo.com/ にまとめたので、そのサイトを見ながらの報告会(右下)。2011年9月のジェンクスさんのビデオメッセージを見られるようにしているが、その部分になると全員静かに聞き入った。(1年で解散するという規約に沿ったものだが、実は50年後に再開するという付則もある)