書けましたーーー!!
これで、ほんとに最終回です!
前の①の最後の場面を隆太くん視点です。
ではでは↓
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元「んじゃ、行くわ」
○○「帰ってくるよねぇ~~~~・・・」
誠司の時もそうだったので、なんとなく予想はしていたことだったのだが、○○は大号泣だった。
顔をくしゃくしゃにして泣いている。
ここまで来ると、周りの視線が気になってくる。
涙腺が緩いのは小さい頃からだった。
よく一生に泣かされて、泣きついてきたのを覚えている。
元「帰ってくるって!ほんま信用ないなー」
○○「だってぇ~~~・・・」
このままでは埒が明かないと思ったので、俺は、○○の背中をぽんと叩いた。
隆「ほら、いってらっしゃい、って言え!」
○○「いって、ら、っしゃい~~~・・・」
元「そんなんやったら、気持ちよく行けへんやろ。
前向きなパリ行きやのに」
○○「わかってるよぉー・・・」
元気も大変だ。
こんなに泣かれると、置いて行きづらくなるだろう。
元気がちらりと、こちらに視線を送ってきた。
○○をよろしく
俺にはそう読めた。
都合のいい解釈かもしれない。
だが、俺はうなずいて返事をした。
元「じゃ、行くで」
誠「がんばれよ」
一「いつでも、帰ってきていいからなーっ!」
隆「ほんま。辛くなったら、いつでも俺らがおるから」
俺たちはいつもお互い助け合って生きてきたのだ。
俺には、今回の元気の旅立ちの理由が少し分かっていた。
○○は分かっていないだろうが、たぶん、一生と誠司は分かっている。
△△さんもだ。
夢のため。
それはもちろんのことだろうが、きっと、○○への思いを断ち切るためなのだろう。
それと、俺の不安をなくすためだろう。
勝手な解釈かもしれないが、きっと、元気は自分の影響力を知っていた。
自分がいることで、○○に、私には頼れる相手が2人いる、と思わせてしまう恐れがあることを知っていたのだろう。
俺じゃダメだと思いながらも、○○の気持ちが揺らぐ恐れがあるのも。
だから、元気は旅立つことにした。
頼れるのは俺1人にしてくれたのだ。
どうしようもないときに泣きつけるのを俺だけにしてくれたのだ。
それは元気なりの餞だろうか。
元気は誠司から順番に握手をした。
元気は一生に続き、俺にも手を差し出した。
俺はその手を握った。
っと、元気はその手を引いた。
いきなりの不意打ちに、俺は大きくバランスを崩して、元気に引かれるがままになった。
そのまま、元気に抱きとめられる。
俺が呆気にとられていると、元気が俺の耳元に顔を近づけた。
元「絶対、幸せにしろよ。この前みたいに泣かすんやったら、俺は本気でお前を殺しに帰ってくる」
言い終わるなり、元気はさっと体を離した。
一瞬すぎて、すぐに言葉の意味を理解できなかったが、やっと理解が追いついた。
俺は、決意の意味を全て込めて、元気にうなずき返した。
元気は最後に○○の前に立った。
○○は鼻をぐずんぐずん言わせながら、大きく上を見上げている。
元「もういい加減、泣きやめ」
元気の手が動いた。
○○の頭でも撫でるのだろうと思った。
が、その予想は外れ、元気は俺の手首を掴んで、俺の手を○○の頭に置いた。
俺は、はっとして元気を見た。
しかし、元気の視線は○○を向いたままだ。
元気は俺の手を借りたのだ。
元気は○○を慰めるために、頭を撫でたくなったのだろう。
でも、触れてはいけないと自制した。
○○はお前のものだ、と元気は遠まわしに言ってくれたのだ。
○○に触れて慰められるのは、お前だけだ、と。
○○「なんで・・・?」
ここで気づかないのが、○○らしさだ。
最も、ここで気づくのなら、元気の旅立ちの本当の理由だって分かるので、大号泣もしない。
元気のこの想いが○○に届かないのが、とてももどかしく思った。
お前のことを好きな俺以外のもう一人の男は、俺なんかよりめちゃめちゃかっこええで!
元気は俺の手首を離した。
○○の頭には俺の手がそのまま残った。
俺は、元気の分の想いも込めて、今までのなかで一番優しく、○○が落ち着くように、頭を撫でてやった。
元「教えん」
○○「いじわるー」
元気は、届かなくたっていいと思っているのだろう。
むしろ、恥ずかしくて届いてほしくないのかもしれない。
元気は優しく微笑んだ。
それでええねん。
そう言って、微笑んでいるかのようだった。
元「じゃ、ほんまに行くな」
元気は、荷物を持ちやすいように整えた。
誠「おう」
一「がんばれよー!」
隆「叶えろよ、夢!」
わざと、夢のことを引き合いに出した。
きっと、何も気づかれないことを、元気は望んでいるだろうから。
○○「がんばってねーっ!」
○○は鼻を少し、ぐずぐず言わせながらも、さっきよりは明るく言った。
元気の慰めの気持ち、たくさん届いたみたいやで。
元気は満足そうに笑った。
元「ありがとう」
元気はとてもあっさりと、くるりと背中を向けて歩いていった。
歩調はとても落ち着いていて、いつものように大股だった。
荷物の検査の間、元気は一度もこっちを見なかった。
淡々と、悲しそうな様子もなく、検査を受けていた。
荷物の検査が終わり、これで本当に最後だった。
そのまま、こちらを振り返ることもなく、行ってしまおうとする。
このままじゃダメだと思った。
このままじゃ、元気ばっかりが、かっこよすぎる。
隆「元気!」
元気は去りかけていた足を止め、こちらを振り返った。
隆「ありがとう!!」
今、俺が元気に伝えられる言葉はそれだけだった。
言うつもりはなかった。
いつか伝えたいとは思っていたが、この場面、少なくとも、○○のいる場面では伝えないほうがいいと思っていた。
○○に何も気づかれないことを望んでいるから。
俺が、言うことで、○○が何かを感づく恐れだってあるのだ。
元気が下を向いて、少し笑うのが分かった。
言うなよ。
俺には、そう言っているように見えた。
元気がぱっと顔を上げた。
その顔は、最高の笑顔で、さっきの笑顔とは違っていた。
元「幸せになれよ!」
さっきまでは、決して○○への未練ではないが、まだ、少し僕たちへの思い切れなさのようなものがあったのだ。
あんなかっこいいことを連発しながらも、完全に振り切れずにいた。
振り切るために、かっこいいことを連発していたのだ。
俺は振り切ったのだ、と周りに知らしめるために。
だが、今は違う。
元気は数回大きく手を振った。
最高の笑顔つきで。
その表情は、何もかも振り切った明るい表情だった。
元気はまた、落ち着いた歩調で大股で、歩き去っていった。
振り返ることはなかった。
幸せになれよ!
その言葉は○○にどのように響いただろうか。
この様子だと、元気の真意には気づいていない。
幸せになれ
みんなに向けて言ったから、そうなったのだろうが、俺には、さっきの元気の耳元でのささやきも重なって、幸せにしろよ、としか聴こえなかった。
幸せにしなかったら、殺す、と。
応えてやろうじゃないか、と思った。
○○を幸せにすることが、間違いなく元気からの餞に一番に応えることだろう。
だから、待っていてほしい。
元気のもとに、俺たちの幸せの招待状を出せるその日まで。
ふと、○○の泣き声がしていないことに気づいて、俺は○○に目をやった。
誠司の時は、行ってからも大変だったのだ。
○○の呼吸は、驚くほど安定していた。
だが、下を向いていて、○○の顔は窺えない。
だから俺は、華奢で隙だらけの彼女に声をかける。
隆「○○」
○○「なぁに?」
すると、彼女は目を真っ赤に染めながらも、とびきりの笑顔で返事をくれた。
fin
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無事完結しましたー!!!!!!
パチパチパチパチっ!!
書くのに軽く2時間以上かかりましたなー
最初、前のやつをコピペで始めたのになー
逆に、消したりなんなりで、余計に時間がかかったかもしれない・・・
でもでも、無事完結してよかったです!!
嬉しすぎますヾ(@°▽°@)ノ
前、普通の小説書いた時と同じ感覚!!
こころすっきりーーーー
終わり方もハッピーエンドだし、気分ソーカイ!!!!!
かっこよすぎるなー二人とも
うんうん
てか、もはや、小説ですよね。
最初に夢小説とか書いたの恥ずかしすぎるわ笑
きゅん要素皆無すぎるwwwww
読み返しても、皆無すぎて笑えるwwwww
4.5話らへんは結構あるけど、それ以外はほんとないな笑
読んでいただいて、まことまことにありがとうございました!!!!!
ちょっと予告すると、スピンオフ書きます!
前にも言ったことありましたよね!!
今決めてるのは、
①パリでの元気
②□□のその後
③幸せいっぱいの隆太と○○
です!
順番は前後することがあります。
で、②はおそらくflumpoolでない回です笑
そして!!
次回作についても、いろいろ考えています!
今、案としてあるのが、
今回は普通にバンドになってて、フェスで共演したガールズバンドといろいろ繰り広げる感じを考えています!
でも、全く結末とか考えていないので、いい案があるぜ!という場合は、ぜひコメよろしくお願いします♪
ではでは、次回更新でお会いできることを楽しみにしています♪